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 先週土曜日に達磨祭と入門式を執り行いました。







達磨祭

達磨祭は、達磨大師の命日とされる10/5付近で行う金剛禅の法要でございます。

 

私個人としては金剛禅は開祖である宗道臣が作ったものであって、それ以外のことは積極的に肯定するでも否定するでもないスタンスですが、金剛“禅”ですし、開祖自身が「祖師達磨大師」とおっしゃられていますので、そこは当然に従うものでございます。すなわち「師の法事」にあたります。


誓願にも出てくる「祖を滅せず」ですね。


開祖の法事は「開祖忌法要」という名前なのに、達磨大師の法事は「達磨祭」というあたり、私も詳しくは存じ上げませんが少しトーンは違うのかもしれません。もう少しわっしょいわっしょい感を出しても良かったのかも?




入門式

名前の通り、金剛禅に入門した際に執り行われる儀式です。


拳士人生として一生に一度のものですね。「拳士としての誕生日」です。




一度だけのもの、ということで今のところ道院からの転籍組は入門式の対象とはしていません。転籍元の道院で入門式をしているはずだからです。その中で転籍先のうちで入門式を行なってしまうのは、転籍元での修行や師弟関係を否定してしまうものになるのでは、というのが当初の思いでした。


なお、部活など支部からの転籍の場合は『金剛禅への入門』という意味で入門式を行います。


ですので、どちらの道院も入門式はしっかりやってあげてほしいなと思う次第です。もちろん通常はやられてると思っていますが。。。転籍者の記憶から漏れてるだけという説もありますし。



儀式法要はしっかりと回数を重ねるほどに意義が出てくるものと考えています。薫習という言葉の通り染み込むものであり、一度の儀式法要でガツンと結果が出るなどと言い出すとオカルトのようなものになるのかと思います。


華美でなく質実剛健とした、金剛禅らしい儀式をできるよう、そしてそれが門下生に良い影響を及ぼすものになれるよう、これからも道院一丸となって頑張っていきたいところです。


②に続きます。


 

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