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わかるとできるは違うんだ!
と、特に武芸の世界ではよく言われると思います。少林寺拳法でもよくよく耳にする言葉です。
もちろん筋力の話や神経系(言ってしまえば体の慣れ)の話などに関して言えば心から賛同するものであります。
しかし、ある程度経験を積み、筋力や神経系の点で問題なくできる状態においては本当に「わかるとできるは違う」と言えるのか私は疑問に思っています。
「わかっていてもできない」と言うのは単に「わかったつもりになっていてわかってないだけ」なのではと。
逆から言いますと、わかってるのに出来ない技って果たして「合理的な技」と言えるのでしょうか。
少林寺拳法の技は合理的だ!と少林寺拳法の内外から言っていただくことがあり嬉しいですが、合理的であるなら「わかってるけど出来ない」と言うこととちょっとした不整合があるように思います。
不整合の正体が上で述べた筋力や神経系の話なら良いんですが、何でもかんでも「わかるとできるは違う」と言われると「あんたさんがわかってないだけちゃいます?😗」みたいな気持ちになります(怒られるやつ)
さりとて、まだまだ出来てもないしわからないことばかりです。いつか「少林寺拳法の技なんて考えれば大体できる」と言えるように技の解像度を高めていきたいものです。
※個人の感想です。
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