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道院長通達の内容概観の第三段は道院長勤続表彰の要件見直しについてです。
道院長は勤続年数が10年・20年・25年、それ以降は5年ごとに長期勤続の表彰がされます。実は道院出すまでこういう制度があるのを私は知りませんでした。
少しセンシティブな内容かと思われるので、具体的な要件の見直し内容についてはここでは差し控えますが、道院長は完全ボランティアで布教にあたる存在です。個人的にはご褒美的なものは何もないからこそいい!という気持ちがあるので勤続表彰も実はなくてもいいんじゃない?という過激派(笑)ですが、一般的には今までの活動が表彰されるのは素晴らしいことだと思います。
一点だけ、人数が極めて少ない道院は表彰対象から外れることになりました。
言葉を選びつつも「布教してねーじゃねーか(意訳)」という内容には、なかなか良いこと言いますなと思った次第です。
少林寺拳法の認知度が低くて人が来ない、とか道院(宗教)では小学校の体育館を使わせてもらえない、とか道院のまわりは人口が少ない、とか不景気で少林寺拳法に回すお金がない、とかいろいろ聞きますが、我々道院長にはこういう泣き言を言えない圧倒的な前例があります。
少林寺拳法を立ち上げた宗道臣(以下、開祖)は、戦後間もない圧倒的不景気な中で、多度津というド田舎(ごめん!)で、認知度どころか存在すらしていなかった少林寺拳法を初めて、それで圧倒的に人を集めているんです。
人集めに関して、いかなる言い訳もできないのが道院長の負っている業かと思います。
ということで、人が集まってくれる道院にしつつ、勤続〇年なんて区切りは単なる数字に過ぎないと思って未来永劫人間教育を行えるといいですね。
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