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髄膜炎での入院は検査と経過観察の日々でした。検査は脳波を図るもの、髄液を採るものがメインで、他は血液検査・体温測定ぐらいだったと思います。
手足口病経由と言いましたが、実はこれにはすこし疑義が出まして「手のひらに斑点が出ないので手足口病ではないのではないか」という声があったようです。
もっとひどい状態に移行済みなので、別に何経由でもいいんですが、これに伴うちょっとした出来事がありました。
「もしかして水疱瘡じゃね?」と先生が思われたのです。
手足口病と水疱瘡で何が違うの?と思われるかもしれませんが、手足口病は飛沫感染で、水疱瘡は空気感染です。感染経路と感染力が違うようです。
ご高齢の方ばかりの大部屋(6人部屋)に入っていたので、急遽個室に移動することになりました。
ただ、この移動の際の看護師さんとの会話で初めて移動理由を聞かされた私はびっくりしました。
当初「何か深刻な症状があった」とかで移動するのかなと思っていたら「水疱瘡の疑惑」だったという驚きもありますが、何より自分が『幼少時にすでに水疱瘡は罹患済み』だったからです。(水疱瘡は一度罹患すると二度は掛からないようです)
特段「水疱瘡に罹ったことは?」とも聞かれなかったのでそういう誤解につながったと思うんですが、新しい個室に移動する際に「あー、そうなんですね。でもぼく水疱瘡はすでに罹患済みなのでその線はないかと思います。。。」と伝えた時の看護師さんの気まずそうな表情、忘れられません。
一泊だけ広い個室を経験させていただき、すぐ大部屋に戻りました。初入院だったので大部屋と個室両方経験できたことと、大部屋の病棟の看護師さんがかわいかったのでいい思い出です笑
その後、手足口病かそれとも違う何かか?はうやむやになりましたが、ちょっと揉めたようです。入院前の手足の状態を写真に撮ってあったので主治医に見せたら「カンファレンスに上げたいのでもらっていいか」ということになりお渡ししました。結局どうなったのかはわかりません。まぁ、正直個人的にはそこはどうでもいいかな、と言ったところですが、暇な入院生活においては楽しい思い出となっています。
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