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先日、千葉県内の大学少林寺拳法部の練習会に講師として参加してきました。

 

実はわたくし、道院の所属する(宗)金剛禅総本山少林寺のほかに、一般財団法人少林寺拳法連盟のほうで学生指導員として登録されておりまして、そちらのお仕事ということになります。

 

私も昔は大学の少林寺拳法部に所属しており、そこで少林寺拳法の基礎を叩き込んでもらった経験がありますので、昔を思い出しながら懐かしい気持ちで参加させてもらいました。
指導員は4名で、各指導員が3コマずつ担当。1コマ目は剛法、2コマ目は柔法、3コマ目はなんでもOKという感じで、私が担当したのは、こんな感じ。

  • 白・緑帯:剛法
  • 茶帯  :柔法
  • 初段  :なんでもOK
 

少林寺拳法の技の説明について、先生ごとに言うことが違っていて混乱する、というのはあるあるです。

有段者にもなれば自分の幅を広げる意味でどんどんと矛盾にぶつかっていってほしいのですが、旧拳士(白・緑・茶帯)には益よりも害のほうが大きいところがあると思っています。

 

ですので、旧拳士には「各大学で教えてもらってることが正しい」ということを強調して、その上で邪魔にならないような内容にしようと心掛けました。

 

具体的には、白・緑帯は「重心移動」、茶帯には「崩し・落とし・外し」にフォーカスしつつ、あとはいろんな相手と組んでコミュニケーションを取ってもらう形にしました。

 

有段者は「受けの精度を高める」という内容にしました。いなすような受けを紹介し、そこから白蓮拳・五花拳につなげる練習と、角度処理を体感してもらいました。

 

練習会後のアンケートを見る限り、そこそこ満足していただけたのではないかと思い安心しています。

 

たった四年間で幹部を経験して後輩指導をする大学拳法部は、とても素敵な組織だと考えています。

 

ぜひ卒部後も少林寺拳法を続けてほしいですね。

 

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