松戸上本郷道院のブログへようこそ!

 

先日部活の後輩と少し話をしました。そこで自分で言ったことながら多少的を射てると思ったので(笑)今日はその話をさせていただきます。

 

高校や大学で部活でバリバリ少林寺拳法を学び、今は残念ながら少林寺拳法から離れてしまってる人向けです。

 

 

特にこんな人に読んで欲しい

今回の投稿は、以下のような方に読んでいただきたいと思って書いてます。

 

 

  • 既婚か未婚かは問いませんが、いずれは家庭を持って子どもが欲しいなーって思ってる方
  • 高校や大学でバリバリやってきて、多少なりとも「俺はすごかった」と自負のある方
  • 逆に、子どもの頃から道院とかで少林寺拳法を習っていて今は離れている方
  • 子どもと何か一緒にやりたいなと思ってる方
  • かっこいい親でありたいと思う方
1つでも当てはまったら、さぁ続きへレッツゴー!✨
 
 
 

 

人の親って

私も人の親になりました。

 

人間っていうのは不思議なものでして、自分の子どもというものはまるで魔法が掛かっているかのように可愛く見えます。本当に不思議です。

 

産まれて、初めて顔を見た瞬間に心が奪われるのですが、本当に不思議なことに数ヶ月経って写真などでその時の顔を見返すと、当時なぜあんなにも可愛く見えたのかよくわからない。現在進行形の我が子は変わらずかわいいのがまた不思議です。本人から何かフェロモンのようなものが出てるんでしょうか?なぜそうなるのかはわからないのですが、リアルで向き合った時の愛らしさは筆舌に尽くしがたく、また抗いがたいものです。

 

こればかりは、なってみないとわからない。信じてもらうしかありません。

 

そんな我が子が生まれてくると、その子にいろいろしてあげたくなりますし、共有できる時間をできる限り持ちたくなる。

 

比較的他人に興味関心の薄かったこの私ですら、一人の時間をこよなく愛したこの私ですらこうなりました。

 

昔の私を知ってる人にであれば「まさかあいつが、、、」と伝わりやすいのですが、知らない方には伝わりにくいは残念なところです。

 

 

親子でできる少林寺拳法

親子でできる習い事って、私は魅力的だと思います。

 

ピアノでも空手でもそろばんでも、基本的に同じ習い事を親子ですることは可能だと思います。それだけでも十分尊いことです。

 

少林寺拳法のおすすめポイントを言わせていただくのであれば『親子で組んで大会に出れる』と言うことが挙げられます。

 

親子で同じ、少林寺拳法以外の習い事をしたとして、どういう感じになるか想像してみてください。大人は大人、こどもはこども。同じ習い事でもあるいは時間を分けられ、あるいはやることを分けられ、子どもはきっと同世代の友達とばかり時間を持つ、そんな感じになると私は想像してしまいます。なぜなら今お勧めしている少林寺拳法でも少年部と一般部に分けられ、ある程度の区別の中で指導されるからです。

 

でも!大会に「親子の部」があり親子が向き合って二人きりで練習しないといけない時間がある。取れる!そういう時間が!

 

その中で子どもの成長を感じられるし、等身大の一人の人間として子どもに自分をさらけ出せる!

 

子どもの成長を見守れると同時に、自分の加齢に応じて衰えていく様を変に構えず伝えられるのです。力の逆転をお互いに感じられるのは私は素敵なことだと思います。

 

一部、(親が道院長など)いつまで経っても逆転しない強すぎる親御さんなどを除き、親子でやってるご家庭の反抗期が比較的緩やかであるという話を多く聞くのはこのようなことかと思います。

 

特に、異性の親子で組んだ場合、かなりの効果があるようです。

 

 

子どもに自分を重ねてしまうサガ

上の話は、少林寺拳法の経験者相手でなくとも通じる話です。

 

経験者である我々は、さらに深い業を背負っています。

 

私だけかもしれませんが、子どもがかわいく、特に自分に似ていればいるほど、もしかしたら自分の人生を肯定的に捉えていればいるほど?我が子には自分のした経験のいい部分を味わって欲しいと思ってしまうものだと思います。

 

部活で学んだことで、仮に道院で少林寺拳法を学ぶことに対する「これじゃない感」みたいなものがあったとしても、青春を少林寺拳法で染め上げたのであれば、なるべく子どもにもそのような経験をして欲しいと思うのは親心です。

 

自分のやってきた少林寺拳法に自負があるほどに、自分と一緒に、自分の思う『良い道』を示してあげたい!それもまた、エゴではなく親心だと思うのです。

 

そして、私が思うに、今はそう思ってなくとも子どもの顔を見たらそう思ってしまうのが人間ってものなのです。

 

 

子どもに見せる姿

では、仮にお子さんが大きくなってきていざ一緒にやろうとしたとします。

 

その時に、衰えた姿は見せたいですか?って言う話です。

 

衰えるのは仕方ないです。大学生の若さ・体力と練習量・練習環境が維持できるわけではないので。とはいえ、その差の程度です。

 

これはもう、多くを言う必要はないと思います。全盛期と今の差分はご自身が一番良くわかられてると思うので。

 

かっこいい姿、見せたいですよね。

 

 

 

我が子の「憧れ」の向く先

では、息子さんが大きくなってから親子でめでたく復帰したとします。これ自体は本当にめでたいことです。

 

自分の見せられる姿がどうあれ、親子で少林寺拳法を学ぶことは良きことだと私は信じています。

 

では、新入門として白帯をしめたお子さんは、初めてみる少林寺拳法の道院でどう思うのでしょうか。

 

無理矢理道院に連れてきたのではない限り、何か楽しそうだなと思って来てくれてるはずです。その「楽しそう」の中には道院長やあるいは幹部に対して「かっこいい!」という憧れの気持ちも多少なりともあるのではないかと思うのです。

 

その道院長や幹部が、現役時代のあなたから見ても素晴らしい人なら幸せです。良き道院に巡り会えたことを幸せと思うべきです。

 

でも、大学等でバリバリやってきた人と比較すると、運動量・練習量の確保しにくい道院であなたが満足する動きのできる人がいるのは極めてマレだと言うのが実際のところかと思います。

 

そうであればあなたから見て満足の出来ない相手に、かわいいお子さんが憧れの目を向けているのは、何か思うところが出てきてしまうのではないでしょうか。また、自分が我が子に見せたいような動きを示せない、憧れの目を向けてもらえない状態に歯噛みもするのではないでしょうか。

 

そうならないために、今から牙を研いておいてはいかがでしょうか?

 

今できないことを、お子さんが生まれてから育児と共にするのは非現実的です。

 

道院に所属せず自主練で牙を研いでおこう!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが考えてみてください。子どもと一緒に再開して道院の新参者として「俺の子には俺の少林寺拳法を教えます!」なんて人が来たら、普通に考えて迷惑です。道院内での地固めの時間も必要です。

 

 

 

まとめ

いささか過激な表現が多くなりましたが、私の本意は道院が云々を言うことではないです。

 

人間のサガとして、自分のかわいい子どもと、自分の頑張ってきた事を一緒にやりたい欲が出る。

 

大学の部活で自分のやってきたものと道院のものとは多少なりとも違いはあるし、自分が良いと思っていたものは当然に「大学でのもの」なので道院では再現しにくいという葛藤がある。仕方ないのです。大学には残り続けられないし、なにより子どもと一緒にできないので。

 

少しでも良い姿を子どもに見せつつ、当然に道院内での良好な環境を(子どものためにも)整えて置くには、今!今復帰する事をお勧めします!

 

あなたが「今何をしたいか」と言う点を問題にしてるわけではないのです。あなたが子どもの顔を見た時、父性や母性を圧倒的に刺激されたときに、後悔しない道を今切り拓いておくべきなのでは??という話でございます。

 

 

長々となりましたが、最後に我が子の写真集で締めくくります☺️

 

 

 

My son

極めて親バカなコーナーです。無視してください。

 

でも!みんなこうなるんだよ!!覚悟しといてください!!😂

 

 

どこかで見た顔(下に続く)

 

矢沢永吉にそっくりでした😆ウケるー

 

生後まもなく体得した待気構。満点ですね!上段に頬擦りしたくなります🥰

 

 

嫁の悪ふざけ(力愛不ニ)

 

 

嫁の悪ふざけ(剛柔一体)

 

嫁の悪ふざけ(守主攻従)

 

嫁の悪ふざけ(不殺活人)

 

嫁の悪ふざけ(拳禅一如)

 

千葉県大会の金メダル🥇をつける息子☺️

 

サイズがないのでお手製の道衣(非公式)

 

拳も握れます🤛

 

拳友からもらったクッションで昼寝する息子

 

わかりますか?ペアルックです😆

 

あ・うんで没になった画像。許さない😂

 

 

 

道院でお姉さん拳士(入門前だけど)に甘える息子

 

今では鈎手も気合いもできます!(一才児)

 

 

 

 

松戸上本郷道院は2023年度上期新入門を大募集中です!興味を持たれた方はぜひご連絡ください!

 

 

 

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