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拳系のひとつ「龍華拳」についてです。こちらも龍王拳と並び柔法を代表する拳系です。
龍華拳とは
龍華拳は、手首を極めて相手を倒す、いわゆる関節技みたいなものと思ってもらうと想像しやすいかと思います。
一度書いた文章が保存されてなくて消えたことも関係してか、あまり説明が不要な拳系かと思います。
龍華拳の例
逆小手
片手送小手
小手巻返
両手押小手
両手十字小手
さすが龍華拳!例の動画も盛りだくさんです。
龍華拳のこだわり
まさにこだわりだらけです。龍華拳にこだわりのない拳士っていないのではないでしょうか。
龍華拳と痛み
開祖は「相手を倒せればなんでもええ」みたいに言っていたと聞きます。一方で「痛みをきちんと与えなければダメだ」という考えの方もいらっしゃいますし、真逆に「痛みに頼っているようではダメだ」とおっしゃる方もいます。
下手に統一されてなく、個々人のこだわりを追求できるところが良いところだと思います。私はなんでもあり派で、なんでもできないとダメ派でもあります。
龍華拳と龍王拳
龍華拳の多くは、龍華拳単体として存在するのではなく龍王拳からの変化として存在します。
逆小手であれば小手抜からの変化として逆小手があります。
注意すべきは小手抜を行なって相手の手を抜いて、小手抜が完結した後に、改めて龍華拳である逆小手が始動するのではなく、小手抜が徐々に逆小手へと変化していくというところです。
ですので、「龍王拳ができないと龍華拳はできない」とか「龍王拳は龍華拳の母技である」なんて言われます。このフレーズは覚えておいてください。
私も、まだ龍王拳と龍華拳がぶつ切りになってしまってる技がたくさんあります。送小手なんか特にそうです。「龍王拳とのつながり」は龍華拳を見直す良い指標になると思います。
龍華拳のこだわりは書き出したらキリがないのでこの辺にしますが、「龍王拳から変化するあの痛いやつが龍華拳なんだな」ぐらいに思っておいてください。

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