明けましておめでとうございます。松戸上本郷道院です。
昨年度後半の時間の流れは驚くほど速く、あっという間に2023年になってしまったという印象です。
2022年を振り返ると、、、
昨年の振り返りとなりますが、世界情勢としてはなんといってもロシアによるウクライナ侵攻と、引き続き脅威が止まる事を知らないコロナ禍の2点が挙げられると思います。
日本国内に目を向けると、安倍元首相の襲撃暗殺事件、宗教と政治の癒着問題、年末には日銀による長期国債の変動許容幅の引き上げを受けた日経平均株価の下落など、なんというか暗い話に事欠かない一年だったように思えます。
各家庭も、物価の高騰や止まらぬ増税など苦しい戦いを強いられています。
振り返るだけで、気が滅入ってしまうそんな一年でした。
2023年およびこれからの日本を思う
「変えていくものと残すべきもの」なんていう話が様々な組織で言われますが、日本はどうでしょう。
私が小さい頃から見ると、変わったものとそうでないものがあるかと思います。代表的な二つのフレーズを例にお話しします。どちらも、少なくとも40代以上の人なら幼少期に習った言葉ではないでしょうか。
『日本は物質的には豊かになったが精神的には貧しいままだ』
私が子供の頃はこんなふうに言われてたように思います。
子供の頃は「精神的豊かさなんて目に見えないし、何いってんだろう。物が豊かなら良いんじゃない?」ぐらいに考えていました。
今は、物質的豊かさは無くなりました。
一方で、「精神的貧しさ」は残念ながら「変わらぬもの」となってしまっています。もしかしたらより貧しくなってる気がしています。
『総中流社会』
「総中流社会」という言葉も聞かなくなって久しいです。もう実質無くなったのでしょう。
周りと足並みを揃えて、周りと同様の努力をすれば、周り同様に幸せになれるという社会機構は変わってしまった。
一方で、周りへの同調圧力、すなわち「出る杭は打たれる」という文化は残念ながら根深く残っているように見えます。
「残すべきもの、変えていくべきもの」がチグハグ、あるいは変えなければいけないものばかりが残ってる状況のように思うのです。
2023年を前向きに生きる
世相はすぐには変わりません。残念ながらまだまだ厳しい状況は続くのかと思います。
しかし、それを人のせいにしても何も解決できないですし、自分が豊かになるわけではないのです。
先に「変えるべきものが残ってる」と述べました。これら「精神的貧しさ」「出る杭は打たれる」を変えるには何が必要でしょうか。
まずは自分。周りへの同調圧力に屈せず、自分のやりたい事、幸せになる事にまずは貪欲に取り組んでみてはいかがでしょうか。そうすれば自然と精神的に豊かになると信じています。
そして、一人でも多くの人が精神的に豊かになり、少しだけでも自分以外の人のことも考えながら行動できる国になれば、明るい未来が見えてくるのではないか、などと愚考しております。
まずは周りの目を気にせず、ご自身の前向きな一歩を踏み出しましょう!私も頑張ります!

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