松戸上本郷道院のブログへようこそ!
先日6月19日、松戸上本郷道院の有志で構成される「松戸上本郷道院拳友会」として、千葉県大会に参加してきました。
千葉県の各財団支部と、各道院の拳友会が集まり、日頃の修練の度合いを試し合うのが県大会です。
うちの門下生からは親子2組が出場させていただきました。
初出場でよく頑張りました!
親子2組で出場しましたが、見てる限り、2組とも大会の雰囲気に飲まれず、ほどよい緊張感を楽しめてたかなと思います。
一組は写真が間に合いませんでしたので、片方だけになってしまいますが、大会の雰囲気をご覧ください😊
小手抜。目打ちが良いタイミングで入ってます!
上受突(表)の熊手。親に恨みでもあるのか?と言うぐらいの鋭い熊手(ほめ言葉)
流水蹴!しっかり膝を引き絞ってからの〜
綺麗な蹴り!!❤️
大会への参加を通して仲間の連帯感、特に親子ですから親子の絆を深めていただければ幸いです。
大会は目的でなく確認の場
大会のために頑張る!
という気持ちを否定するわけではありません。目標を定めて努力にブーストをかける事は、長い修行を効率よく、また楽しく行うために必要な事です。
でもそこが最終目的ではないし、過度な一喜一憂も言ってしまえば無駄です。
日頃の修行をまずはしっかりきっちりやって、大会はその確認。過度に大会に依存しないようにしたいです。
うちの道院は千葉県大会よりも松戸まつりで頑張りたいですね!松戸のみんなに少林寺拳法の楽しさ・すごさを伝える方が(私は)ワクワクします😊
大会の裏側で
大会参加者とは別で、門下生からは4名裏方の手伝いに来てもらいました。
大会を運営するのは大変です。多くの人が長い時間をかけて企画をし、手を動かしています。
当日も臨機応変に周りを見ながら、大きな問題が起きないように気を配って大会は成り立っています。
4名手伝っていただきましたが、殴る蹴るで学べること以上の、「社会性のある拳法」をこういう場でこそ学べるのかなと思っています。
- 実行委員会という組織としての虚実を考え、虚となってしまってる部分に気を配ったり
- リアルタイムで生じるさまざまな問題への対応したり
- 全体スケジュールの中で次自分がどう動くべきかを予見したり
- 色んな方と接して交流を深め、いつでも協調して動ける体勢を作ったり
裏方こそ豊富な修行の場です✨
余談
そもそも演武は評価ものです。他人が良し悪しを判断し、そして望むとも望まざるとも順位のようなものがつきます。
例えば、評価に文句を言うのは(謙遜だとしても)審判に失礼。自分を卑下するのは自分より点の低い方に失礼。評価や出来栄えは、やはり気になりますけどそれを飲み込むのもまた修行かなと思います(明らかな誤審は別ですが)
出したものに責任を持って、評価はただ受け入れる、それでいい気がしています。
もしラーメン屋の店主が「いやー、ホントのうちの味は◯◯なんだけど、今日はよく出来なかったわ!」なんて言わないですよね。その日その日の出せるものがその店の味ですし、我々の今です。
私も身に余る評価をいただいてしまいましたが、そこについてとやかく言うのもまた違うのでありがたくいただきたいと思います。無論その評価はもう過去の話ですので、今後その評価に見合う人間になるべく修行を重ねます。
そんなことを思った大会でした。

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