6月11日、少林寺拳法千葉県大会が、船橋アリーナで開催されました。
我孫子道院に所属する拳士たちも、
一般財団法人少林寺拳法連盟の個人会員として
32名がエントリー。
結果としては、金メダル8個を含む、19個のメダルを頂戴することができました~
(入賞した皆さん、おめでとう!)
このうち、8人は
10月7日・8日に日本武道館で開かれる、4年に一度の少林寺拳法 世界大会に出場することに!
(世界大会特設サイト
https://www.shorinjikempo-worldtaikai.com/)
とはいえ、少林寺拳法は、強弱勝敗を競うために修行するものではありません。
我々の修行の目的は、あくまで自己確立と自他共楽。
大会にしても、昇級昇格考試においても、組手主体の相対演武で、
拳士としての態度や技の正確さ、虚実、緩急、技と技の連絡変化などを採点される。
二人一組で審査されるので、自分ひとりだけ上手になってもいい結果は得られない。
したがって、演武には「自分も上手になるが、キミも上手になれ」という力愛不二の精神に基づく、自他共楽の考え方が重要となる。
開祖も
「少林寺は選手をつくらない。強い奴をつくる必要はない。負けない奴をつくればいい。自分が得たものは友達にも教えて、早く上手になってもらい、一緒に上手になろうではないか」とそのあり方を説いています。
このように相対演武の修練で人間尊重の精神を養い、
生き抜く力を高めていく。
それが武道の修行の本旨なので、大会の結果に一喜一憂せず、
コツコツ地力を積んでいきましょう。
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『107』