少林寺拳法は、1947年10月25日に、香川県多度津町で、開祖宗道臣先生によって創始されました。
つまり、今週25日に、ちょうど70周年を迎えたわけです!
開祖は、終戦直後の真っ暗な世相の中で、祖国復興を夢見て、たった一人で、拳を主行とした人づくりと、人づくりによる国づくりの新しい 道を開創されたのです。
その開祖が灯したひとつの“聖火”が、開祖から直弟子へ、直弟子から孫弟子へ、孫弟子から曾孫弟子へ……と伝わり、今日70周年を迎えることができました。
我々現役の拳士は、開祖と先達に感謝するとともに、
開祖からスタートした、この素晴らしい聖火リレーを、あとから続いてくる人たちに、確実にパスする使命があります!
いつの間にか、民主主義よりも権威主義が幅を利かすようになってきた当今、いいことはいい、悪いことは悪いとはっきりと言えて、世の中の不正に立ち向かう、自信と勇気と行動力を身につける、少林寺拳法の輪をますます広げていかなければなりません。
一人ひとりが、この聖火ランナーの自覚をもって、より多くの人に少林寺拳法を伝え広め、聖火を手のする人を増やして、いろいろ陰りが見えてきたこの日本を、再び明るくしていきましょう。
写真は、少林寺拳法の最初の道場=「五畳半道場」
(当時の開祖のご自宅の一室)
少林寺拳法のまさに原点です。
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『107』