既報の通り、今年の我孫子道院の夏合宿は、
7月27日・28日の1泊2日で、少林寺拳法の聖地、拳士の心のふる里、金剛禅総本山少林寺のある香川県多度津町に行ってきました
(参加者は、一般部8名・少年部14名・保護者2名の合計26名)
初日は、朝7時に地元・JR我孫子駅に集合!
遅刻者はゼロで、
眠そうな顔をした拳士はおらず、みんな朝から、いつも以上に眼に光と力がありました
我孫子駅から羽田空港までは、電車とモノレールを乗り継いで、約1時間半
土曜日の朝なのに、電車は意外に混んでいて、座ることができたのはモノレールだけ……
でも、みんな重たい荷物を背負いながらも、元気いっぱいで、まとまって行動ができました
(◎)
飛行機の機内は、一番後方の座席にまとまって座れたので、目が届きやすくて安心!?
はじめて飛行機に乗るという拳士もいましたが、許容限度いっぱい(?)で、ワイワイ楽しく空の旅を満喫
高松空港には、10分遅れの10時50分に到着し、そこから3台のワンボックスのレンタカーに分乗して、
琴平の中野うどん学校へ
(http://www.nakanoya.net/school/index.html )
昼食は、本場の讃岐うどんを自分たちで手打ちして、独特の食感を堪能しました
食後は785段ある階段を上って、“こんぴらさん”の御本宮(奥社までだと1368段)をお参りする予定でしたが、この日は外気温が35度もあったのでパス!
予定を早めて、少林寺拳法発祥の地、
五畳半道場に向かいました
ここでは、36期(1952年3月入門 正拳士四段)の開祖の直弟子にして、
この五畳半道場や、隣の旧道場にもご縁の深い、宮野義久先生と合流!!
宮野先生は、月刊秘伝誌の2012年1月号(http://babjapan.tp.shopserve.jp/SHOP/KOR2012-01.html )の特集にも、愛媛の合田清一先生と共に紹介されているように、
教範等に掲載されている、開祖技法写真を撮影されてきた、稀代のカメラマン!!
そんな大先達にして、少林寺拳法の歴史の生き証人でもある宮野先生に、わずかな法縁を頼って、今回、例によって図々しくも、五畳半道場や旧道場時代の開祖のご指導や、修行の様子などの解説をお願いしてみたところ、ご快諾いただき、酷暑の中、わざわざ駆けつけてくださったのです
(感謝 再合掌)
66年前に少林寺拳法が産声を上げた、まさに原点そのものの五畳半道場
その最初の道場だった五畳半の部屋に足を踏み入れて、宮野先生による講義を拝聴する拳士たち
なんと贅沢で、濃密な時間だったことか
書籍や資料を見ただけではわからない、ホンモノの原点に触れたことで、何かを感じ取ってくれたに違いない……
せっかくなので、宮野先生と旧道場の正門前でも記念撮影
じつは、この日、五畳半道場で高松中央道院の田村道明先生とも遭遇!
ほんの一瞬でしたが、実際に五畳半道場で、開祖からマンツーマンで指導を受けられた大先生にお目にかかれたことも幸甚でした
(みんな武運が強いな~)
加えて、本山の布教課職員の冨田先生からもレクチャーがあり、創始当時の日本や多度津町の状況、開祖の志、そして原点からいまの自分たちとの関連性などを、いろいろ実感・自覚できたのでは、と思われます
そして名残惜しいまま、五畳半道場で宮野先生とお別れし、
多度津駅 駅前の「少林寺拳法発祥のまち」のモニュメントを見学したのち、丸亀のホテルにチェックイン
夕食は、ここまで来たら、一鶴本店しかありえない(?)ということで、
みんなで繰り出し、開祖と先人たちの味覚を追体験
ホテルに戻り、
一風呂浴びて、リラックスしながら、一日の余韻に浸ろうかと思いましたが、予想通り子供たちが……
朝から、たくさん動き回って疲れているはずにもかかわらず、一向に興奮冷めやらない様子で、長い夜になっていったのでありました
(2日目に続く)
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『106』