今日から4月です
新しい年度がはじまるにあたり、今日は皆さんにひとつご報告があります
2010年の5月から、誰に頼まれたわけでもないのに勝手に書き始めた当ブログですが、おかげさまでもうすぐ4年目に突入します(そもそも、誰かに頼まれて、ブログをはじめる人は稀でしょうが……)
当初は、ネタも話題もないので、いつまで続くやらと思っていましたが、書きはじめてみると、意外にご縁や気づきがあるもので、生来の筆不精にもかかわらず、およそ週1回ぐらいのペースで記事を更新し続けることができました
もともとは、道院の新入門者勧誘の一助と、日ごろ指導が手薄になり気味の門下生への学科指導のフォローとしてはじめたつもりだったのですが、ブログというツールの性質上、身内以外の方にもたくさんご訪問いただき、技術の解説をしているわけでもなく、役に立つことといえば、先賢からの受け売りぐらいなものにもかかわらず、毎日数百人もの方々が当ブログにご訪問してくださっているようです
(感謝 合掌)
で、そんな訪問者のおひとりに、
「武道・武術の◆▲に迫る」、某月刊誌の編集者がおりまして
(もともと、仕事上でも関わりのあった方なんですが……)
その方から
「このブログのテキストから、武道・武術の取り組んでいる人全般に参考になるような記事をピックアップして、一冊の本にまとめたい」というオファーをいただきました!!
はじめは「いやいや、万人向けに役立つ内容なんて書いた覚えはないし、昨今は、武道・武術関連の立派な書籍を執筆されている、先賢・先達も大勢いらっしゃるので、不肖ワタクシなど出る幕はないでしょう」とお断りしたのですが、
斯界で敏腕編集者として名高いH氏は、「まずは自分がいくつかテーマ毎に章立てをして、それに沿ったテキストを拾ってつなぎなおした見本誌(?)があるので、これを読み直してから考えてほしい」というお話で……
そこまでおっしゃるならと、H氏が思慮深くピックアップして、並べ替えてくださった仮原稿を読んでみると、意外や意外、なんだかまともな論客が書いた、まともな本に見えてくるではありませんか!
これはビックリ、驚いた
見る目が高く、才覚のあるエディターというのは大したもんです
このワタシのありあまる才能を見抜いて、世に問う術を知っているのですから
(彼こそ編集者の鏡です エディターの皆さんは、H氏のことを見習いましょう)
「豚もおだてりゃ木に登る」
かくして、あれよあれよと話がまとまり、
加筆訂正は多々あるにせよ、この夏、単行本として刊行されることになりました
タイトルは、仮題ですがブログと同じく「身体からの悟りを目指して」
(サブタイトルは検討中)
出版社は、上記の月刊誌を発行している某B社
発売予定日は、2013年7月20日
ページ数は、192ページ
定価は、780円+税
目下最大の懸案事項は、表紙のデザイン
ワタシには全くセンスがないので、編集者と装丁家の方に全面的にお任せするしかありませんが、楽しみです
内容はブログ記事を収録したものなので、目新しさも深みもなく、実利的なものを期待されても困るのですが、
才気あふれる編集者が、どの記事を選び、どう並び替えたのかは見ものです
おそらく、一流のエディターの編集力と構成力に驚かれるはず
なにぶん、浅学な街の武道家の書いた記事ですので、何か勘違いをしている部分があっても、笑い飛ばしていただければ幸いです
詳細はまた後日発表させていただきますが、興味がある方はお楽しみに!?