聞くと見るとは? | 物造りは人創り・カーモデラー・働く神の手 経営者@細木

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3代目家業を継いだ後、50歳を過ぎての独立転身。
波乱万丈!幾つもの修羅場を潜り抜けてきた経験から今の時代をどう乗り越えて逝くか。
あなたと共に人生をエンジョイしましょう。

SHORINの細木です
本日もご訪問有難うございます。


聞くと見るとは?
正に格言通り!


薬品槽の液漏れ修理だがお盆明けの工場稼働に
間に合わせてほしいとの要請があり送られて
きたメール画像から材用道具を用意し現場へ



アルカリ性の強烈な匂いと直接肌に触れると
火傷「皮膚が溶ける」を引き起こします。
人間の身体はたんぱく質で出来ていますから       
強アルカリに触れると加水分解によって体の
たんぱく質を分解してしまうと言う訳ですな。


ある種の『火傷』ですが目に入れば失明も
((>д<))

ちゅう訳でこのくそ暑いさなかこんないでたちですぞ
汗

Na2CO3・H2O(白色の結晶)を除去し
槽外の漏れ状態がおおむね確認出来たら


お色直しで

槽内の第2種ケレン作業です



その後は、#450のガラスマットを
2P(2層)積層して




その上にサフェーシングマットを1枚積層して
送風機で乾燥促進



硬化確認が出来たらトップコートを


2槽とも塗り終えたら


ここでも送風機のお世話になります。


完全硬化後は、いい肌艶でガス

画像で見た限りはすべて順調作業みたいですが槽内の
ケレン作業では粉塵が目に入りチョットやばい事態も
あせる

それに大した液漏れじゃないとの話でしたが
現場に行って状況確認したら

『うそ~!聞いてないよ~!』

急な作業依頼でもやっぱ下見は必要ちゅうことでんな(゚_゚i)