いつもお読みいただいている方、コメントやイイネありがとうございます。

また初めてお読みいただく方初めまして(^^)

お久しぶりブログです。

ミュージカル『また、必ず会おう』と誰もが言った。終演致しました。ご来場本当にありがとうございました。更新遅れてすいませんm(_ _)m



顔合わせより始まり、その時に、いや原作を読んだその時からこの作品は人生の教訓と言いますか、バイブルみたいなものになってくれるんではないかと感じていました。
自分の喜びや楽しみ、色んな感情がお客様の感情に繋がるはず!と。

自分が夢中になり読んだ作品のキャラクターになれることは、不思議な感覚で嬉しかったです。
原作ではミュージカルほどセリフが多くない兄の弘也だったので、これを皆さんにどうお届けしようと思っていました。
ところが台本を読みセリフが改変されたりする中で、だんだんとキャラクターが見え隠れするようになってきました。
気付けばそのキャラクターが大好きになっていたのです。

原作を読み終えた後は、一体全体これをどんな風にミュージカル化するんだろう、と考えてました。
そう思った方も多いのでは?(^^)
でもその考えはすぐに消化されました。
稽古が進むにつれ、また素敵な座組、スタッフさんに恵まれ形になっていくのをみたとき、早く皆さんにお届けしたくてたまらない感情に駆られました。
観ていただいた方には伝わりますよね?😊





それだけ共演者の皆が同じ方向を向いて一丸となり、よりよいものを作ろう!とひたむきだったからだと思います。
皆すごい思いやりがあって温かいんです。お惚気けみたいになっちゃいましたが、それだけ自慢のカンパニーでした。






舞台は皆で作るものです。自分の出番じゃない時も裏や袖で自分が出てる時と同じ様に、本当に皆の成功を祈っていました。
それはお客様に感動や何か少しでもお届けをしたい、何かを与えたいという思いからです。
そう思わせてもらっているのは本当にありがたいことで役者冥利に尽きることなんです。
なので稽古中でもほんの些細な共演者の変化にも声を聞くだけで分かるようにもなっていました。
本番はお客様と同じ空気を肌で味わっているので程よい緊張感と集中力も保てるのです。

毎日初めてご観劇されるお客様がいます。と言うことはその人の今の立場は人それぞれです。
受験生や就活生、転職を考えている方、子どもや孫のことでお悩みの方、色んな方がいらっしゃったと思います。
これが不思議なことに毎公演裏や袖で聞いたり観ていても、僕自身毎回刺さる言葉が違ったのです。
それはお客様の立場に自分が自然となっていたからだと思います。
セリフに刺さって泣きそうになったり、笑うシーンが毎回違ったり。それだけ飽きず毎回新鮮に心動かされていました。

僕自身も普段『また会いたい』と思われる人になりたいというのは心がけています。
絶対いいご縁に恵まれている方が人生豊かになると思うし、そっちの方がノンストレスで日々を過ごせると思うんですよね😄
やっぱり人間ですから自分に余裕がない時など心が貧しくなる時もあるじゃないですか。
不安定な時は何かを言われても受け入れにくかったり、いいことがあった時は何を言われてもポジティブに聞けたり。
そういう時こそ安定した自分と違うステータスなので負の連鎖になりやすいんですよね。人間誰しも感情があるので当たり前なんですけどね🤔

そういった時も出会いや縁が救ってくれることも多々あると思います。僕が紡いだ言葉の一つ一つ刺さってくれている方もいて下さったら嬉しいし、この原作がそれを教えてくれる最たるものでもあるのではないかなと思います。

以前の縁でスタコンからも共演者と企画長の方にも来ていただけました。




数年後、数十年後に良かったなと思える日は少しでも多い方がいいじゃないですか☺️

このご縁を作るきっかけを下さった原作者の喜多川先生には本当に多大な感謝をしたいです。

これがなければ皆に会うことはなかったかもしれないし、大好きになれた弘也を演じさせてもらうことも、またこれを読んで下さっている皆さんにもこのブログをお届けできることもなかったでしょうからね😉

普段こんな熱く語る事も、あんまり自分の事も話さない僕ですが、実はこんな事も考えていたりするのです。活字になると一番お喋り好きかもしれませんね🤐初めてご覧になられた方は過去のブログもお読み下さい。←宣伝。笑


⬆すいません、試みましたが写真の向き直せませんでした。。。笑



2018.11.22
秋月 弘也 役 桐矢 彰吏