『ねぇ、外真っ白だよ
こっちきて見てみなよ』

今年初の雪に目を丸くして俺に声をかけてきた

「ホントだ」
『積もるかな?積もったら雪だるま作ろ?』

「やだよ、寒いじゃん」
『え~、でも楽しいよ?』
「それよりも課題終わらせないとマズイんじゃないの?」
『う~…わかった』



名残惜しそうに渋々残りの課題を解いていく

部屋の中にはシャーペンの軽快な音だけ



数分後


外の様子が気になるのかソワソワしはじめる
見ていなくてもわかるくらいにね


「ねぇ、そんなに外が気になるの?」
『だって雪なんだもん』



「ふ~ん、ならさどっちに夢中になるか試してみない?」
『え?』

不思議そうに見つめるあんたを引き寄せそっとkissをする

唇から首筋へとゆっくりと移動させると微かに息があがってきてるのがわかる



「知ってる?雪って音を吸収するらしいよ」
『どういう意味?』


「あんたのかわいい声、俺にしか聞こえないってこと」

そう言ってブラウスの中へ手を忍ばせてみる

『ひゃっ//…』
「雪ばかり気にしてるからお仕置きしなくちゃね」


『だって…ぁ』



外は雪
身体の奥まで暖めてあげるよ