ドラッグストアに行こうと思うのはどんな時ですか?

どこか身体の調子が悪いから、何とかしたい・・・。

あのタレントが使っている化粧品を使えばもっときれいになれるかも・・・。

台所のあの汚れしつこくて落ちないから、簡単に落とせることできないの・・・。

何かしらの悩みがあって、何とかしようと思ってドラッグストアに行きませんか?

そうして、来店した買い物客に、その悩みを解決することを提供するのがドラッグストアの第1の目標ですが、それだけだと客単価が上がらない。

店内をぐるぐる回ってみたら、自分の悩みに気付いたとか、あきらめていた悩みの解決法を見つけるとか、情報を提供することで、客単価を上げることができるし、買い物客にとって役に立つ面白い売場になるはず。

大手広告代理店で流通ソリューションを提案してきたとき、ドラッグストアは「悩み解決型」売場であることを意識して提案してきました。


じゃ、どうやって売場を構築していくのが良いのか。

新商品を担当している場合や、既存商品のトライアル層を獲得したいときには、最も有効なのは新しいカテゴリー売場やクロスMDを提案していくことが重要だ。


昨年、資生堂が皮膚の悩みを改善するコスメとメディカルの中間カテゴリー「コスメディカル」を提案した。

女性、特に若い女性では、健康のバロメーターのもっとも大きな指標がハダなので、美容と医療を融合するカテゴリーは消費者ニーズとしても、この2本を重要な収入源にしているドラッグストアにとっても、有効だろう。


まさやんのShopWalker

「コスメディカル」は、新カテゴリーとしてまだまだ定着していないが、色んなメーカーが参加して商品が多くなると、活性化していくことだろう。

ちなみに、売場だけでなく、某ドラッグストアチェーンでは、女性薬剤師の胸に「ビューティコンセルジュ」というプレートを付けている。このプレートを付けている店員は、薬剤師としてだけでなく美容部員としてもカウンセリングできるように、社内教育をしているらしい。

気が付いたら、相談してみてください。