先週カンボジアから帰ってきて、大量の写真と情報をいまだ整理しきれずにいますが・・・、生産者団体訪問レポートをちょこちょこ更新していきたいと思います!
まずは、シルクのバッグやポーチを作っているWoman for Woman(WFW)!!
第1弾は工房紹介編です
Woman for Woman(WFW)とは・・・、
身体障害がある女性の自立を支援するため2005年にカンボジア人女性2人により設立されたNGO。5人の従業員でスタートし、現在(2011年12月時点)は約20名がカンダル州タクマオ(首都プノンペンより車で約20分)の工房でバッグ作りに従事しています。
さっそく工房の中へ行ってみましょー!オーナー夫妻の自宅の2階が工房になっています。
外階段の下に車椅子が置いてあるのが分かるかな?足が不自由な人たちは車いすで来てここに置いて2階へあがっていきます。
まずはみなさんにご挨拶。みんなが一生懸命作ってくれたバッグが、日本のどんな街でどんな風に売られているのか、写真を渡してきました。みんな興味津々!喜んでもらえてよかった
「日本ではどんなバッグが人気?」「おっきいのと小さいの、どっちが人気?」と色々熱心に聞いてくれました。「日本女性はいつもたーくさん荷物があるから、大きいバッグ!とにかくたくさん物が入るバッグが人気だよ!」と答えてきましたよ(笑)
作業の様子です。勤務時間は7:00~11:30、13:30~17:00。カンボジアの朝は早い!
現在21~30才の約20人が働いています。リクルートは、既に働いている人の紹介や国内のNGOからの紹介が多いとのこと。
はじめは裁縫の知識・技術が全くない人がほとんどなので、型紙作成などのトレーニングを外で受けたり、WFW内で3~6ヶ月間研修を受けてから、やっと各作業グループに仲間入りです。
ミシンの写真を見ていただいてもわかると思いますが、今の日本の超ハイテクミシンや裁断機などはあるはずもなく・・・、一つひとつ丁寧に手作業でやっています。器用だな~と、横で見ていて関心するばかりのワタシ
WFWのバッグやポーチはSPIENの商品の中でも特に人気があり、ベーシックだけど他にはないおしゃれなデザインと、細かいところまで丁寧に作られている品質の高さに、リピーターのお客様も増えてきました。
デザインは基本的にオーナ-がしていて、年に一度イギリス人デザイナーがボランティアで手伝いに来てくれるそうです。
WFWのみんなが作っているのは、こんな素敵なバッグやポーチ
一つのバッグを作るのにかかる時間は6~8時間、ポーチは2~3時間です。
私がつくったら間違いなく1週間かかるのでは・・・。いや、そもそも作れないか・・・
どのような環境でSPIENのバッグやポーチが作られているか、わかっていただけたでしょうか。
次回は、生産者訪問~Woman for Woman②オーナーにインタビュー編~です!
*掲載されている写真の無断転載はご遠慮ください*
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
SPIEN(スピエン) フェアトレードfromカンボジア
【ネットショップ】 http://spien.shop-pro.jp/
【取扱店】
ナチュラル&エスニック衣料・雑貨 coran(コラン)(静岡市清水区)
シミーズコレクション(静岡市葵区)
http://www.shimies.com/index.html
タイ式マッサージ&フェアトレード雑貨 れんげざ(焼津市)
http://blog.goo.ne.jp/nishiyuri
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-