CM自体は東京ガスのコンロを使った企業CM。
がんばる娘の就職活動を温かく応援する母親と
その家族の温かさに欠かせないものは東京ガス。
というのが伝えたい内容。
ところが内容があまりにも就活のリアルな一面を
当事者への気遣いが足りない内容となり、
批判が集まり放送中止となったようです。
このCMの一体どこが問題なのか?
まずはこのCMを見てください。
Youtubeの書き込みを見ても賛否両論。
これが中止になるなら、何を放送できるんだ?
という意見もあります。
CMストーリーを作る側にしてみると
同世代の共感を得たい。という思いでリアルな就活の厳しさ、
歯がゆさ、現実などを盛り込み、最後はまた元気に歩み出すシーンになっているので、
応援メッセージの1つとして制作したはず。
なのに、
あまりにも、そのまんま、ターゲットには不快と映ったようです。
しかし、就職難が続いているというこの時代。
このテーマで切り出すには、社内でも相当議論もされたことだと思う。
お金を投じて、人のためにと思って作ったものが、
逆に人さまの不快感になってしまうとは、制作者もさぞ悲しいだろう。
問題は、この放送を流した東京ガスにしても、
批判がきたので、さりげなく放送を中止していることではないか?
視聴者の批判が集まるとすぐに企業はおびえてしまう。
東京ガスに限ったことではなく、どこでも同じ。
批判の電話が1本あっただけで、
広告の言い回しなどを修正するとか、最近多いです。
視聴者、生活者の方が絶対なんだというこの図式が実に恐ろしい。
このCMも単に下ろす前に、これの何がいけないのかを
きちんと誰にでもわかる形で説明してほしいものだ。
当事者には不快なCMに見えるだろうか。。見えるでしょう。確かに。