トンド地区で活動されているアクセスさんから、ショッキングなニュースが届きました。
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2012年7月22日、午後5時半ごろ、スモーキーマウンテン2の住民で、
住民組織SSDNの代表であり、アクセスのパートタイムスタッフも務めていた
マルーさん(マリルー・ヴァリエさん)が、銃殺され、亡くなりました。
場所は、スモーキーマウンテンの多目的センターの前で、犯人は地域のギャングのメンバーでした。
この事件は、スモーキーマウンテン地区の立ち退き問題に関わっておきたものです。
立ち退きの話は2011年11月から本格化し、住民組織SSDNは「立ち退きに全面的に反対」という立場をとり、アクセスはそれを支持してきました。その中で、立ち退き反対運動の住民リーダーをしていたのがマルーさんでした。そして5月、マルーさんに対して、バランガイ警察の1人(ギャングのメンバーでもある)とそのなかまがたちが銃を持ってマルーさん宅に押し入り、「立ち退き反対運動を続けたら、家族全員を殺す」と脅してきました。
マルーさんはこの脅しに屈せず、逆に脅してきたバランガイ警察を裁判で訴えてきました。
しかし裁判ではマルーさんに対する嘘まみれの中傷が行われ、地域でもマルーさんに対する嫌がらせが始まりました。
また、アクセスのフィリピン人スタッフを地域に入らせないようにしようという圧力などもかかり始めていました。今回の事件は、その流れの中で、起こってしまったことでした。
犯人は、そのバランガイ警察の仲間で、5月のマルーさん宅に押し入ったメンバーの1人でした。
ギャングたちは酒を飲んでおり、マルーさんが多目的センターを出てきたところで、マルーさんの首、胸上部に2発を撃ち込んだそうです。
3発目はジョマール(マルーさんの息子)に向けて撃たれましたが、ジョマールには当たらず、ジョマールは無事でした。犯人が逮捕されたかどうかは、まだ確認できていません。
以上が、今回の事件の概要と、経緯です。これまでの経緯の詳しい内容については、
8月上旬にお届けするアクセスニュースレターに掲載されています。
その内容を下記から読んでいただくこともできます。
http://www.page.sannet.ne.jp/acce/pdf/demolition.pdf
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アクセスさんからの至急のお願い
*マスコミ関係者の方への拡散
*署名協力
※8月1日夜11時までなら、以下リンクからリーフレットがダウンロードできます。最初のページは英語ですが、後半は和訳になっています。
※提出期限 9/30
アクセスのインターンをされていた方が、以前こんな記事を出されていました。
http://alternas.jp/uncategorized/2012/06/19560.html
「他の人にとってはただのゴミ山かもしれませんが、ここは私たちが大切に息づいてきた場所です。最初は不衛生で地獄のようだった環境を、努力して少しずつ改善してきた生活の場です。私はここから立ち退きたくありません」
亡くなったマリルーさんの言葉です。
今パヤタスでも進行している立ち退き。パヤタスでも同じ言葉を聞きました。
マリルーさんの家族や同僚の人たちは勇気を出して闘ってます。
教会の神父、シスター、アクセスさん、闘っています。
皆さんの関心を、署名をどうぞよろしくお願いします。
ソルト・パヤタス
小川恵美子







