ShakaPのお世話を始めて3週間が過ぎました。
毎日その時間がとっても楽しみです。
にんじんやキャベツ、リンゴ、角砂糖など
おやつを持って
「ShakaP～～～
」と新馬の厩舎に入って行くと「ん？？」という感じで顔をあげて待っててくれます。
どのコも食べ物をくれる人は大好きなので
ん～～～「くれる人」っていうより
食べ物自体にしか興味はないかな？？
なんだけど、
馬にはその人がどんな気持ちで自分を見てるのか
分かってる気がするんです～～～
「大好きだよ～～～
」と声をかけると「えっ？えっ？そうなの？」ってなるコが多いです。
言葉が分かるというより
言葉を発してるその時の気持ちが分かるんだと思います。
オーラが見える感じかな？
(わたしには見えませんが
)今日のShakaPのお世話タイムは
初めて「調馬索」をさせてもらいました
調馬索は、馬に長い綱をつけて
円形の馬場で馬をぐるぐる走らせて運動させることです。
「ハヤアシ～～！！」とか
「ナミアシ～」とか、言葉を理解して覚えてもらいます。
手綱と同じように一定のテンションを保って
おサボリしようと歩いてしまったり
頭を下に下げてしまったら
ちょいちょい引いて
「ダメだよ～～、今はお仕事の時間だよ～」と教えます。
おサボリしないで掛け声通りに走れるようになったら
最初のクラスのレッスンに出られるそうです
優しい人たちと楽しい時間を過ごせるように
なったらいいなぁ～～～
レッスンが嫌いな馬、
人に触られるのが嫌な馬、
色んなコがいます。
そういうコでもみんな可愛いけど、
そう思わない人もいるので･･･
たくさんの人に愛されて
可愛がられるようになってくれたら嬉しいな
そのほうがずっとずっと幸せですから
クラブで過ごすことになって
果たして幸せなんだろうか？
と思うことも多いです。
広～いところでノンビリ過ごせたら
そのほうが幸せそうですよね。
なんだけど、
ここに来ることになった以上
ここで幸せに生きてほしいと思います。
『置かれた場所で咲きなさい』
っていう感じでしょか。
(↑渡辺和子さんの本のタイトルです～)
人間も同じで
自分がいる場所に幸せを見つけられる人は
幸せになれるんだと思います。
自分のいる場所、境遇、
周りにいるひとたちなどなど
変えられないことを
「嫌だ～～～」とばっかり思っていても
「嫌だ～～～」なことが続くだけなので･･･
「嬉しい～楽しい～幸せ～～～！」って思うことを
めちゃ小さくても見つけて
それをとことん『味わい愛でる』
わたしの味わい愛でるもの、ことは･･
食べてるものを「美味しいなぁ～」と思う、
買い物をしたら「お金があって良かった～」と思う、
ダンナさんに「ありがとう」と思う、
ShakaPの温かさに癒されたら「出会えて嬉しい」と思う、
雲や夕日や飛んでる鳥とか
木とか花とか畑とか･･を眺めて
「綺麗だなぁ～～～」と思う、
お風呂につかりながら「あったかいなぁ～気持ちいいな～～」と思う。
そういう『味わい愛でている時間』は
すご～～～くありがたい気持ちになれます
そして
わたしが一日の中で一番好きな時間は
ShakaPのお世話タイムが終わって
自販機で紙コップのカフェオレを買って
ミーティングルームの端っこで
「ShakaPノート」を書いている時！！！
100円のカフェオレがすごく美味しくて、
それを飲みながら毎日書いてきたノートが
少しずつたまっていくのも嬉しいし
書いている内容が変わっていくことも嬉しい～～～
出来なかったことが出来るようになること、
嫌だったことが嫌じゃなくなること、
毎日元気でいてくれること、
めちゃめちゃ可愛いこと。
そのノートを書いている時間が
すごくすごく楽しくて
幸せだなぁ～～～と思います。
みんなに、そんな時間が
たくさんあると良いですよね～～～～～
