和牛が生まれなかったかもしれない、びっくりの裏話 ~ つづき その参 | お酒、グルメ、ときどき健康と雑学

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TV取材のカメラに向かって、Kobe Beefを食べてご満悦の外国人旅行者の姿を何度か見ましたが、
外国人には、霜降りの和牛肉は、見たことのない部類に属する未知のグルメだったといいます。

その模様は、おそらく、現代アートか、美的なデザインのように見えていたのかもしれないのです。

霜降り肉は、和牛オリジナル。

外国の肉は赤身か、刺しが入っていたとしてもほんのわずかで、
初めて見る赤と白のお肉のまだら模様は、ワーォ! としかいいようがないものだったのかも…

想像してみてください。

牛肉とはこういうものと思っていた人が、



これが日本の牛肉だと見せられたら、



なにやら人工物めいたものでは、と疑ってしまっても不思議ではありません。

しかも、
見た目のインパクトだけでなく、食べてみてビックリ!

いい香りがして、やわらかくて、しかも口の中で溶けてしまう…

それまで慣れ親しんでいた既存の牛肉、喰いちっぎって食べるシロモノとは、別物です。

ちなみに、和牛を焼いたときにでる甘い香りは、「和牛香」といって、
クラトンという成分が含まれているからということです。
(*NHK『漫画家イエナガの複雑社会を超定義』より)

口の中で溶けてしまう、そのキーワードは“脂肪融点”。

“脂肪融点”は、肉の脂身が溶け始める温度で、
低いほどなめらかな食感になるそうです。

外国産の牛肉では    40℃

国産和牛        27℃

神戸牛などのブランド牛 17℃

一目瞭然です。

体温より低いんだから、口の中で溶けないわけがない。

最近の研究によると、脂身の脂肪にはオレイン酸が多く含まれ、
これが焼いたときの独特な芳醇な香りを生み、
味わったことのない未知の食感とともに、外国人の胃袋を鷲づかみにしたと、番組ではいっています。

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