お酒に弱くたって、いいじゃないか。― 日本人だもの。  | お酒、グルメ、ときどき健康と雑学

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お酒を飲んで酔うのは、お酒に含まれるアルコールのためです。

が、アルコールを含まないノンアルコールのお酒でも酔えるという、ふしぎなことが起こることを前回投稿しました。

以前、アル中ル氏は、アルコールのないビールは、たんなる麦ジュースだと思っていたのですが、
ノンアルビールで酔ったように感じてから、なぜこんな経験をしたのか、なんとなく、すっきり受け留めきれずにいました。

しかし、クロスモーダル現象というのがあることを知って、合点がいったのです。

クロスモーダル現象というのは、視覚(五感)が味覚(五感)に影響を絶えることをいいます。

これにより、視覚と臭覚などから、脳はビールと判断し、
”酔う”という現象が起こったというのです。

アルコール0%なのに、です。

NHKの「食の起源/酒と人類」という番組によると、
日本人の4割が、お酒に弱くなるタイプで、これは進化による結果だといいます。

お酒が飲めるようになった人類は、異民族間でも友好を深め、結束力を生むという重要な役割を担うことのできるツールとして、お酒を利用してきました。

日本でも、その効用があったればこそ、うまい酒造りに知恵を働かせ、技術を進歩させてきました。

お酒があってこその、ノミニケーションです。

気の置けない仲間や、同僚たちとの、和気あいあいとした飲み会のたのしさ。
(もっとも、最近の若い人に、こういうものを好まない傾向が見えてきたといいますが…)

人間関係を滑らかにするには、お酒は重要なツールです。

たから、弱くても、やっぱ飲みたい。
酔いがもたらす効果を思うと、やっぱり飲みたい。

したがって、日本人は、酒に弱くなっても、酒を飲むのです!

そこで、はじめはみんなと一緒にお酒を飲んでから、ノンアルに切り替える。
こういう飲み方も、アリだと思います。

酔いは持続していますが、アルコールによる影響は、極力避けられるわけです。

お酒に弱いからと辞退し続けるプレッシャーも大変で、
ついつい無理して飲んでしまう、という経験をしている人がいるかもしれません。

なんとなくしらけそうで、いいだしにくく思っていた人もいたかもしれません。

しかし、お酒に弱いことは、残念がるようなことではありません。

あなは、進化した日本人、と胸を張ってもいいのですから。


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NHKEテレの「サイエンスゼロ」で、クロスモーダル現象を取り上げました。

実に身近に、いろいろ経験していることだったので、驚きを禁じえませんでした。

次回から、紹介する予定です。