液体(-35℃のアルコール)で、生凍結パック!!!! | お酒、グルメ、ときどき健康と雑学

お酒、グルメ、ときどき健康と雑学

TVや雑誌、本などから得た、お酒や料理、ご当地グルメ、かわったグルメなどの情報と、それらに関するプチトリビアや面白い話をお届けするブログです。

 

 

冷凍食品は、コロナ禍で、外食などが控えられるようになり、売り上げがぐんと増えたと記憶しているのですが、
もともと日本の冷凍食品はおいしかったので、スーパーなどではラインナップを増やし、特設コーナーなどを設けたころもあって、ニュースで話題になりました。

レストランのシェフが冷凍機を取り入れたというので、TVで紹介されていたのですが、
客数が極端に減り、仕入れた食材も捨てなければならないようになったので、調理して、冷凍して売り出したというのでした。

その時シェフが取り入れたのが、液体凍結装置でした。
街のレストランでも使える大げさな機械ではなかったのでしょうが、
スーパーなどでも、冷凍のお鮨など生鮮品を並べていました。

解凍しても、味も品質も落ちないというのが、その理由です。

その番組では、機械を製作した本人にもインタビューしていたのですが、
実はこの製品、開発したのは十数年前だったか二十数年前だったか、数年前に見た話なので、正確には覚えていません。

それはそれとして、
こんな優れた製品なのに、なぜ長いこと日の目を見なかったのか。

理由は単純でした。手間がかかったのです。

冷液に漬けるのですから、商品をそのままというわけにはいきません。

触れないように、丁寧にパックしなければなりません。

安さが求められている時代、手間がかかるということは、時代にそぐわなかったのです。

それがパンデミックになって、がぜん注目を浴びるようになってきたというわけです。
世の中が、災禍で苦しんでいるときに、そのおかげで売り上げがあがってきて、これ幸いと単純に喜ぶわけにもいかない。ー 運命の皮肉とでもいうべきか。

さぞや複雑な胸中であったろうと察せられます。

余談はこれくらいにして、液体凍結は、-35℃に冷やしたアルコールで一気に冷凍する方法です。


これにより、食材全体をまんべんなく凍結させることができえ、冷凍ムラもなくなり、
解凍しても、うまみ成分であるドリップが流れ出ことも抑えられ、品質の低下も極力抑えることができるようになりました。
きゅうそく

この方法では、肉や魚などばかりではなく、フルーツなども、取れたてそのままに凍結し、
解凍してもフレッシュさがよみがえるという利点もあります。

液体急速凍結については、
『全国の隠れた"うまい"に出会えるサイト/急速凍結』で紹介していますから、見てください。
隠れたうまいグルメ 通販

隠れたうまいグルメ 通販

ポケットマルシェ /全国の隠れたうまいに出会えるサイト
ぽ
ポケットマルシェ(ポケマル)は、会員が50万人以上の、日本最大級の産直者直送サイトで、生産者直送、普段なかなか手に入らないような珍しい食材、一般的な流通には乗りにくい訳あり商品ほか、いろいろラインナップがあります。
【フードロス】や【フードレスキュー】などの社会問題の解決にもつながるサイトです。

★おすすめ商品★
ぽけっと
岩手のマイスター×三ツ星レストランご用達のほろほろ鳥。
フランスで食鳥の女王と呼ばれる高級鳥ほろほろ鳥を使い、岩手のソーセージマイスター石川貴浩が作り上げたほろほろ鳥のハム・ソーセージ。
牛や豚とはまったく違う新たな魅力を詰合せたお求めやすいセットです。