NHKの「あてなよる」という番組は、
京都在住の料理研究家、大原千鶴さんと、ソムリエの若林英司さんが、
(主に)2人のゲストを招いて、お酒とあて(肴)とトークを楽しむ番組ですが、
「日本海を呑(の)む」というサブタイトルで、ゲストに柴田理恵さんと八嶋智人を招いて、
日本海の海の幸と、それに合ったお酒でトクーが盛り上がったときの話ですが、
柴田さんが、ワインの香りを表わすとき、「濡れた犬」の匂いみたいな言葉がでてくるのがよくわからないといいだしました。
森田良行著『日本語をみがく小辞典<名刺篇>』に、
“日本語の嗅覚に関する語彙が乏しいとよく言われる”とあるのですが、よくよく考えるに、これは日本語に限ったことではないと思われます。
匂いという、感覚器官にしか訴えない、実態が目に見えないものを表現するには、
フランス語や英語でも、直喩にせよ隠喩にせよ、よく知られている、云えばわかる別のものにたとえるしかないと思えるからです。
したがって、「濡れた犬」の臭いが登場してくるわけですが、
それにしても、やはり、「濡れた犬」の臭いというのは、日本人の感覚からするとちょっと突飛で、素直に飲み込める表現とはいいがたいようです。
ワインの風味の違いによる選び方は、こちら。

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柴田さんの疑念に対し、
もう一人のゲスト八嶋さんが、話を掬い(救い)取ります。
八嶋さんは、NHKで、フランスのブドウ畑の子供たち、みたいなドキュメントのナレーションをしたことがあるそうです。
その中で、親が、そろそろいいか、といって、6,7歳の子供を畑に連れて行き、
ブドウを摘んで、「濡れた犬」の臭いや、「錆びた鉄棒」の臭いというような表現の仕方の訓練をするんだそうです。
八嶋さんがいうには、
いろんなものが複合されている。
例えばバラのような、いいイメージのものに、それが1つ入ることで、それによって単純なバラではなくなる。
というのです。
異質ともいえるものが加わることで、イメージにふくらみがでる。
それによって、すべてが総合的に増幅され、ふくよかになる。
そんな訓練を、フランスでは、いたいけな子供のころから始めていたのです。
若林さんは、それが生活に染みついているといっていました。
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かなり昔、ひょっとするともっと昔、
読んだ本の中に、フランスでは、母国語美化運動が起きたという記述があったのを覚えています。
国を挙げて、フランス語を、美しいといわれる言葉にしようというものでした。
そのムーブメントがいつ頃の話だったか、残念ながら失念しています。
あるいは、
それまで皿から直接食べものをつかみ、食べた後の口は袖で拭い、
宮廷や庭園のそこかしこで生理的欲求を平然と開放したりしていたフランス貴族に、
文化の先進国イタリアの、マリーアントワネットというやや強烈なスパイスが注入されたことで、文化的美意識が生まれはじめたころの話だったのかもしれません。
あるいはもっと後、ナポレオン3世のころだったかも…
いづれにせよ、フランスでは、
子供のころから言葉を大切に扱う、文化的バックボーンか形成されているようです。
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