歴史の教科書で、太閤検地というのを習いました。
全国統一の寸法基準(スケール)で土地を測り、石高を調べたものです。
これを契機に各藩は米の増産に血道をあげ、
農民たちもコメの生産アップに取り組み始め、
コメをめぐる経済感覚が活発化した。
とNHKの『知恵泉(ちえいず)/生きるにはコメを数えろ!』はいいます。
このころ、日本中に和算ブームが起きたそうです。
和算とは、日本独自に発達した数学のことです。
経営にかかわる武士や商人が学んでいたのですが、
次第に農民にも広がり、経済観念を大きく変えていったといいます。
江戸時代には、和算のテキスト『塵劫記』がベストセラーになったそうで、
九九から応用問題まで書かれていたそうですが、
和算は、漢数字で書かれています。
想像すればわかりますが、アラビア数字と比較すると、メチャわかりにくくなります。
そのせいかどうかはわかりませんが、和算の本には、そろばんの絵が多用されていました。
確かにそろばんならわかりやすく、使い勝手もいいわけです。
そろばんを習っている現代の子供たちの中には、
暗算で驚異的な能力を発揮する子供もいますから、当時に天才児がいたとしても、不思議でもなんでもありません。
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コメの生産量をあげるには、単位面積当たりの生産性を上げるか、
耕作面積を広げるかですが、各地に残る新田という地名が、その答えを示しています。
しかし、新田開発は、簡単ではありません。
土地を耕し、必要欠くべからざる水を引いてこないとならないからです。
山間部に点在する棚田、平野に広がる田園風景など、
水田を造る骨格をなすものは、用水(クリーク)です。
”水は高きより低きに流る”
用水を造るためには、水勾配を考えなければなりません。
何キロ、何十キロにわたって用水を造るためには、
高いところにある水源から、わずか数センチ単位のこう配をつけながら引き続けてこなければならないのです。
と同時に、田の造り方、割振りも考えなけれなりません。
どちらも、測量技術が必要不可欠だったわけです。
人力しかなかった時代、それに必要とされる技術や設計能力に思いを馳せると、ただただ驚かされるばかりです。
番組ゲストの京都府立大学の佐藤洋一郎教授は、
寺子屋などがあり、識字率を見ると、日本は教養社会だった。
よくできた社会だったといいます。
当時の欧米などと比べると、日本の識字率は、比較にならないほど高かったといいます。
幕末、日本に来た外国人を驚嘆せしめる数字だったのです。
終わりに、教授は言います。
知恵で自分たちを助けてきた。
知恵を使わないと、やっていけなかった。
持てるものは最大限に使って、自然を改造した。
そういえば、番組は、『知恵泉(ちえいず)』でした。
