WAKAZEのどぶろくは、「高温白麹酛」で無添加造り。 | お酒、グルメ、ときどき健康と雑学

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クラフトサケ、あるいはクラフト日本酒というのは、
日本酒造りをもとに、時には米・水以外の原料も加えて醸造したり、日本酒的であり、より個性的な酒を造ろうという動ぎからできたお酒ということです。

米と米麹、水以外のものを原料に加えると日本酒といえなくなりますが、
日本酒をもとにしているので、
お役所的にどう呼ぼうが、やっぱ日本酒じゃないかと異議申し立てしたくなります。

2022年6月に、
「クラフトサケブリュワリー協会」というものを、6つの醸造所が集まって設立したそうです。

酒税法上は、「その他の醸造酒」「雑酒」となるので、
日本語にすれば、“その他の醸造酒協会”か“雑酒協会”になり、
なんとも響きが悪くなってしまいます。

“雑酒協会”の出すお酒では、食指が動きません。

前回紹介したWAKAZEは、
“三軒茶屋のどぶろく”を造っています。

山形県産の食用米「つや姫」と、三軒茶屋の井戸水を使ったどぶろくで、
表示義務の無い添加物であろうと一切用いない「無添加」の造りです。

お米を最初に高温で仕込むと、お米がしっかりと糖化され、甘酸っぱい味わいを造ることができるのだそうで、
この方法で造った「高温白麹酛」で仕込むといいます。
もちろん無添加で。

この製法は、三軒茶屋醸造所のお酒の全ての基盤になっているといいます。



高田純次さんの「じゅん散歩」(テレ朝)で三茶を散策した時、
WAKAZEのお店を見つけて入店したのですが、
飲食店も併設しているということで、
ガラス越しに醸造タンクを眺めながら、どぶろくを頂きました。

“帰れなく”なりそうなお酒と笑ってましたが、
すいすい飲めて、ちょっと飲みすぎそうな飲みやすいお酒のようでした。