今月、オードリー ヘップバーンのドキュメント映画公開
最近、
TVでオードリーの名前が散見されるようになりました。
かつての映画青年だった人たちにとって、
オードリー ヘップバーンは、
『ローマの休日』で突然現れ、『ティファニーで朝食を』のあと忽然と消えた、
銀幕のなかに、老いることのないニンフ(Nymph)のような存在として生き続けています。

テレ朝のお昼のニュース番組の中に、
“ワールドニュースペクター”というシリーズがあり、
息子のショーンさんへのインタビューを含め、オードリーのことが取り上げられました。
性、狷介(かんかい)、狭隘な性格の持ち主であるアル中ル氏が、
特定の個人に興味を持つことなどないのに、
なぜかオードリーには惹かれてしまいます。
人を惹きつけてやまないオードリーの魅力。
銀幕では見られない個人としての葛藤。
あまりにも女優としての完璧さが、
オードリー ヘップバーンという個人を覆い隠してしまっていたのかもしれません。
しかし、
ほとんどプライベートなことを語ることのなかったといわれるオードリーの、
生の人間としての一部、アンビバレンスを、TVで垣間見ることができました。
人気絶頂だったオードリーが、『ティファニーで朝食を』を撮ったあと、なぜハリウッドを去ったのか。
惜しげもなく大女優の地位を捨てさったその裏には、
なによりも家族を大切と思ったからという、オードリーの母としての姿がありました。
子供が熱を出しても看病できず、
離れているのがつらくてたまらなかった。
だから映画よりも家族を選んだ。
それが身勝手な決断だとわかっていたが、
家にいる方が幸せだった。
犠牲ではなく、子供の世話がしたいだけ。
家族は、自分にとって、必要不可欠なものだったから。
オードリーは、そういっています。
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過去に投稿したオードリーヘップバーンについての記事。
『TVで「ローマの休日」が放映されると、つい観てしまいます』
『「ローマの休日」の主役は、2人+ローマ』
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