NHKBSの「クールジャパン」を見ていると、
外国人目線で、
当たり前と思っていたことが、当たり前じゃなかったということに、いろいろ気づかされます。
番組ご意見番の一人、中村伊知哉さんは、
日本はアルコール天国だといいます。
一日24時間、一年365日、どこででも酒が買え、
外で飲んでも叱られないし、酔っぱらっても安全。
世界でも珍しい、お酒に寛容な国だとのことです。
面白かったのは、
お酒が入ると、日本人はまるで人が変わったかのようになると、
外国人出演者一人がいったことです。
信じられないその生態に、
ほかの外国人も、みな同意しました。
初めて見た時、ショックを受けたという女性もいましたが、
ショックを受けたけど、面白かったと喜んでました。
外国には、そういうたぐいの人はいないと口をそろえていいましたが、
韓国にはその傾向があるみたいで、
しかし、日本ほどではないといっていました。
もちろん、
スタジオに来ている人は、その国を代表しているわけではないので、
個人的見解も多分にあるとして、
いざ我が身を振り返ってみると、思い当たる節がないこともないので、
………
いっぱいあったので、
オレは日本人だったと、再認識させられました。
歳の数は恥の数。
恥の年輪は、幾重にも、分厚く重ねられています。
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世の中には、いろんな酔っ払いがいて、
中には酒癖が悪くて、からんでくる人もいるでしょうが、
たいがいは、愛すべき酔っ払いのようです。
酔うと、
その人の癖がいろいろ顕われてきます。
笑い上戸や泣き上戸は誰でも知っていると思いますが、
落語家、先代の雷門助六が、「禁酒番屋」かなにかのまくらで、
薬上戸を見せてくれたときは、思わず笑っちゃいました。
お酒を一口ぐっと含んで、
さも苦い薬を飲んだようなしかめっ面になり、一言、
うまいッ!
他にもいろいろな上戸があるようで、
知る限りは、『おいしいお酒の話』で取り上げていますので、見てください。
ほかにもなにかおもしろい上戸をご存知の方は、
メッセージなり、コメントで教えていただけると、うれしい限りです。
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