人気のサバ缶ばかりでなく、他の青魚の缶詰にも大切な栄養がいっぱい | お酒、グルメ、ときどき健康と雑学

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アンチエイジング効果が高いということのためか、サバ缶が大人気で、
一部のスーパーの缶詰の棚からは、サバ缶だけがなくなっているという現象がおきているそうです。
そのわきには、サンマやイワシなどの缶詰が積み上げられています。

でも、サバ缶ばかりが主役ではありません。
いまいち人気がないとはいえ、ほかの魚の缶詰にも、
アンチエイジング効果や健康・美容にかかせない栄養成分が多く含まれています。

それぞれの缶詰について、含まれている栄養成分や特徴をまとめてみました。

 

 

<サバ缶>
認知症予防、動脈硬化の予防、骨を強くし、血液をサラサラにする効果。
EPA、DHAは、生よりも、1.6倍。
骨も食べられ、カルシウム量は生の35倍。
脂質に富んでいて、中でも多価不飽和が群を抜いて多く含まれています。
ビタミンD、ビタミンB12、ナイアシン(ビタミンB3)が多く含まれています。
オメガ3脂肪酸は、ほかの食べ物の中でも一番多いといわれています。
高いアンチエイジング・美容効果とともに、脳卒中や高血圧などの生活習慣病から身体を守ってくれます。

<サケ缶>
イミダゾールペプチド、アスタキサンチンが多く含まれます。
アスタキサンチンは老眼の原因を作る活性酸素を攻撃、取り除いてくれるので、老眼を改善してくれます。
イミダゾールペプチドは、脳疲労の回復に有効な栄養成分です。
糖質の代謝を促すビタミンB1、脂質の代謝を助けるビタミンB2、ビタミンA、ビタミンD、
カリウム、カルシウム、リン、DHA、EPAなどがあります。
※脳疲労すると調節能力の低下がおきます。その回復にイミダゾールペプチドが大変効果があるということが最近の研究で分かってきたそうです。

<イワシ缶>
高血圧改善。血管を柔らかくするEPAが、サバ缶の2倍も含まれています。   
高血圧予防、認知症予防、動脈硬化予防、肝機能強化、眼精疲労緩和、骨粗鬆症、貧血
栄養面でも良質のタンパク質や骨を丈夫にするカルシウムは100gあたり70mgと多く、
カルシウムの吸収率を約20倍にもするというビタミンDを豊富に含んでいます。
さらに、糖質・脂質の代謝にすぐれ、細胞の再生をつかさどるビタミンB2が多いのも特長のひとつです。
細胞の再生やエネルギーの代謝を促すので、健康な皮膚、髪、爪の維持にビタミンB2は欠かせない栄養成分です。
また、 B2は体内で過酸化脂質の分解を助けると言われている。

<マグロ缶>
貧血予防、代謝促進、肝臓強化・胆石予防、動脈硬化・心疾患予防、高血圧予防、視力回復、ストレス抑止効果。
DHAが多く、ほかに、セレン、鉄分、ビタミンE、タウリン、イミダゾールペプチドなど。
脱毛、肌荒れ、味覚障害に役立つ亜鉛。
体内の水分を正常に保ち、神経や筋肉の機能を助けるカリウム。
マグロの赤身には、たんぱく質が豊富に含まれています。
マグロに含まれるたんぱく質は良質で、脂肪肝を防ぐ効果があります。