新品の鉄なべを使用する前にすること | お酒、グルメ、ときどき健康と雑学

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鉄製調理器具の評判の悪い原因の一つに、手入れの面倒くささがあります。
特に新品の鉄なべを使用するときは、使い始める前に、
油を塗って空焚きをしなければなりません。
これは、鉄の表面に油を焼きつかせるためです。
 
鉄なべに油を馴染ませることは、使いやすく、お手入れを楽にするためには、
必要なことなのです。
毎日鉄なべを使い続ければ、それだけで鉄分の補給ができるのですから、
健康のため、初めのこれくらいの手間をけちってはいけませんです。
 
NHKの「あさイチ」に登場した鉄なべのプロ(㊟:鉄なべの伝道師みたいな人)によれば、
使用前の空焚きは、2回行います。
そして仕上げにクズ野菜を炒めます。
クズ野菜を炒めることで、鉄臭さがだいぶ取れるのだそうです。
 
ただ、商品によっては、油を塗ってあるものもあるので、説明書をよく読みましょう。
 
ここで注意しなければならないのは、IH(鉄なべは使えます。)や、カス台では、
センサーがついているので、途中で火力が落ちてしまうことです。
火力が弱いと十分に油を焼き付けることができないので、家庭用カセットコンロを用意する必要があります。
 
持っていないときは、買いましょう。
ないものをこのためだけに買うというのは、無駄な出費のように思えますが、
鉄なべによる鉄分補給という健康維持のための必要経費と考えれば、
ちっとも惜しくありません、と、思います。
 
それにカセットコンロは、災害時、ガスや電気が使えなくなったときに、
大いに役立ってくれるはずですから、備えておいて損はありません。
 
それでも買うのはいやだという人は、空焚き不要の鉄なべがありますから、
それをお求めください。
 
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*legs of snake(蛇足)
 
「クレオパトラの鼻があと1㎝低かったら、世界の歴史は変わっていただろう」
という有名な言葉がありますが、
芥川龍之介は、晩年の小説の中で、1㎝低かったとしても何の影響もなかったろうという論理を展開しています。


しかし、もしビールがなかった、世界の歴史は変わっていただろう、
というのは、あながち否定できない話です。
クレオパトラの時代にビールがあったのかというと、あったのです。


ビールがいつ造られたにかについては諸説ありますが、紀元前8000~4000年までさかのぼるといわれています。
 
文明とともに古くから人々に親しまれていたのは確かなようです。
 
古代エジプトでビールが作られていたのも、遺跡の調査で確かめられています。
 
そしてクレオパトラは、ビールでローマの将軍たちを手なずけたらしいのです。