このブログの中の人の大衆演劇ファンとしての属性は

好きな劇団がいくつかあって

推し役者さんをココロに秘めながら

いや、秘めてはないなっ💦

地元の劇場たちをベースにあちこち観て歩く
フリー(ダム)な人ってとこだと思ってます。

歴はまだまだ浅く
去年の夏突如としてハマッたこともあり
今年2023年は
初めて1年通して大衆演劇を観た年なんですが。

・・・そりゃ、大衆演劇にハマる方の中には
全日程全回観劇される方がザラにいてはるって
お話は存じ上げてますし
そこを基準としたら、アタシなど大したことない。
とは思いますけど・・・
それでも、自分に問うわけです。

2023年1年間で
33劇団を観に
26会場(劇場)で
255回観劇って
どないやねん💦と。
いつでも思いついたら行ける娯楽だとはいえ
ここの記事にしようと思って
数字で見える化した時の、ゾッとしたこと・・・。
で、これでまた劇団とか劇場ごとに内訳したら
のっけの年からやりすぎたかー!ってなりました。

2023年ワタシの劇団観劇回数ランキング
1番は、観劇総数の約46%・118公演観てました
劇団ふじ・・・
今年前半の九州公演は
「そりゃ去年(2022年)年末別府へ行ったけど
 今度行くのは夏に本州あがってきてからやね」
って思ってたのに!
1月頭、私の手元にあった
・青春18きっぷの残り2日分
・予定のない三連休
・福利厚生でもろた宿泊クーポン
これで行けるんちゃう?って思ったのが引き金に。
鈍行電車9回+そこそこ距離の路線バスを乗継ぎ
片道約17時間、夜に甘木観光ホテル着&泊
翌日に昼の部+イブニングショーだけ観て
終演後速攻都市間バスで甘木〜博多へ移動
休日最終日は14時間かけて帰阪・・・
こんなハードな旅がクリアできたら、
(翌日ちゃんと仕事できたし)
あとはもう距離感バグっちゃうってもんです。
とはいったものの・・・そもそも伊勢◯神楽ウォッチで培った
ハードなロケーションの耐性はありました。
毎月ペースで九州行ってたもんだから
7月以降の本州公演なんて・・・ねぇ💦
仕事休みの隙あらば行ってました。

劇団ふじは・・・
いろんな意味でほんと濃いんですよ。
しばらく関西圏で活動されてる劇団を見続けたあと
久々にふじを見ると特に思います。
で、九州へ行くと
水木利子さんファミリーや
私が行った回だと
元劇団KAZUMAで現在美容師の林愛次郎さんが
お店が休みな月曜に
デイサービスを運営されてる万屋晃太郎さんが
デイサがお休みの週末にゲスト出演されたり・・・
劇団メンバーで東上される本州公演とは
また違った趣きがありました。
人数が多いことで上演可能なお芝居もあるし。
で、毎回「九州来てよかったー!」ってなって
大阪へ帰って来るという・・・。

さて、来年遠征はどうするもんか。
2024年はNEWスタイル・アップデート必須
現時点で発表されてるコースは
今年は本州公演少ないですしね・・・はたして。

2番目は大衆演劇観劇歴の起源・劇団あやめ
20公演観てるそうです。
大阪沖縄会館での自主公演と
羅い舞座系列の劇場での公演と
割合い半々で拝見。
今年は大阪の公演が多かったから
定期的に「ちゃんと生きてこ!」チャージが
できました!
劇団あやめといえばショー!と言われるけど
お芝居だってめっちゃいいし
自主公演のイブニングショーで見せてくださった
企画やノリ・テンションも実に大衆演劇的な楽しさ。
座長以外は女性ばかり、
年間通じて通常公演は
そこにゲストで三代目姫川竜之助座長か
(三代目も今年は大阪各地でよく拝見しました)
時々波瑠竜之介総長が入られるぐらいの
少人数で公演されてましたが
そのメンバーで無理のない設定・お話で
その世界にしっかり入れるなぁ、と思ってて。
そこに座長の思いというか
ちょっとメッセージ性が入ってくるのが
自分にはグッときました。
「あぁ、アタシもちゃんと生きよう・・・」
「人にやさしくしていきたいよ・・・」
小屋を出てからの生活に立ち向かう
パワーをいただける、そんな気がしてます。はい。

ガールズかわいいわぁ!かわいいわぁ!で
3番目が嵐瞳劇の19公演。
劇団あやめと僅差。
ただ、劇団ごとでゲストに出てはった
6月の新川劇団(4回)と今月の黒潮劇団を足すと
嵐瞳劇の方が上回ります。
来年は葉山萌香さんが産休で復帰されるとのことだし
楽しみ楽しみ。
何分にもワタシの
2023年ベストバウト(格闘技とちゃう!芝居!)は
劇団ふじの「道中夢枕」と「役者」
そして萌香さんが太助役だった回の
嵐瞳劇「太助を夢見る男」ですからね。

「若座長オモロい!今日もやってる!」で
4番目は優木劇団で16公演。
全て観たのは@瓢箪山劇場でございます。
今年は3ヶ月瓢箪山劇場公演でしたからね。
2月公演は2回しか観なかったのに
11〜12月公演は
自分が行った夜の部公演が
ほとんど幕が開いたのもあって
「あぁ、やってるやん」
「舞踊ショーだけでも観てこっかな」
が積み重なってこの回数・・・
優木劇団といえば
大衆演劇の未来を担うと言われる優木直弥若座長。
確かにカワイコちゃんだし、
お芝居舞踊もスキル高いけど・・・
このあたり↓別地でもツブやいた繰返しですが
言いたいこと言うお客にだまってなかった辺りや
(あんまり好きにさせとくと場の雰囲気悪くなるし)
体調を崩したお客さんが出た時の対処とか
たくさん回数見に行ったことで垣間見えた
ステージング以外のところでの人となりみたいなのが
18歳にしてかなり出来上がってるなぁ・・・。
って思ったり。
そういうふうに育ててきてはる
優木誠座長やお母様、周りの大人たちも
スゴいよなー!って、思ったり。
だから瓢箪山の千秋楽まで見届けられなかったのは
ちょっと残念っ! って、思ってる。
(随分前から予定決めてたし、それがなくてもどうせ
12/24は桑名で獅子見てたはずで 閑話休題)

5番目7公演は3劇団。
正舞座、白富士劇団、新川劇団だそうです。
新川劇団は「だそうです」なくらい、
昔の話のよう・・・。
瓢箪山劇場も星天座も今年前半の公演でしたしね。
正舞座については3月の瓢箪山、4月の此花、
12月の鈴なり座とそこそこ定期的に。
(ちなみに私的にショーの今年ベストバウトは正舞座@此花演劇館・座長だらけの正大まつりってことで💥もう大熱演でしたもん!劇団あやめの猿之助座長&ひよこさんもゲストの回。昼の部なのに終演が5時過ぎ!そのあと劇団さんは6時から食事会だったそうですが・・・)
今年白富士劇団を観たのは5月の瓢箪山劇場のみ。
その後6月のオーエスに行けず
(6月は仕事忙しくてそもそも時間作りにくくて)
去年行った夢芝居も今年は行けず・・・
来年は年明け四国というし
もう春頃まで観ることはないかなーと思ってたら
年末のアナウンスで
2月がうちから3番目に近い小屋
МStudioなんですね!これは行かないと!


1年通すとこんな感じ↑だけど
マンスリーだと1番回数観たのを見ると
また趣きが違うところがあって↓
1月・新川劇団@瓢箪山劇場
2月・嵐瞳劇@華舞台星天座
3月・劇団ふじ@きつき衆楽観
   劇団あやめ@羅い舞座堺東店
4月・嵐瞳劇@瓢箪山劇場
5月・劇団ふじ@ぶらり別府座
   白富士劇団@瓢箪山劇場
6月・新川劇団@華舞台星天座
7月・劇団ふじ@なら香芝天満座
8月・劇団ふじ@ゆうゆう会館
9月・劇団ふじ@おふろcafeびわこ座(琵琶湖座)
10月・劇団ふじ@演舞館
11月・優木劇団@瓢箪山劇場
12月・優木劇団@瓢箪山劇場

新川劇団を一番観た月って
全体的に観劇数が少ない月ばかりなんですが
その時は近場の劇場でしっかり
いいステージ楽しめてたんやなぁ・・・。


で、ここでもトータル回数だけでなく
1年で何ヶ月観に行ったかポイントでも
ちょっとチャート化すると・・・ん?
ここもまた趣きが違うなー。

1位・劇団ふじ   12
2位・劇団あやめ  8
3位・嵐瞳劇                5
4位・劇団笑門   4    
5位・正舞座    3
            長谷川劇団
   花柳願竜劇団

ここで突如ラインナップにアガる劇団笑門💥
7月の旗揚げ公演@Mスタジオへ行って
その時8月公演の前売を買い
9月の演舞館はぶっちゃけ10月の下見で行きーの
10月は瓢箪山劇場だからまぁ1回は観るよね!
で、毎月1回だけ観てました・・・。
ホントおもろいくらい月イチだけ!

たくさん観た劇団さんも
1回しかみてない劇団さんも
概ねいい劇団さんばかり。
そして、私、
あんまり大きい劇場行かないじゃないですか?
(それ誰に言うてんねん?)
お客さんの少ない中で観ることも多いし
大阪だと幕が開かないなんてこともしばしばで
せつなくなることも多いのです・・・
全力の素晴らしいお舞台が
もっと大きい劇場で
もっとたくさんの方に観られるように・・・。
いや、でも
身近なところで気軽に観られるのも
大事でありがたいし・・・
うーん、悩ましいなぁ。

2024年ははたしてどうなることやら。

このブログや他SNSをご覧いただいた皆さま
また各地でお優しくしていただいた皆さま
ありがとうございました!
来年も、また、多分、きっと
・・・わかんないけど(おやおや)。
とりあえず観劇初日は決まってるっ!

2024年もそこそこ行くんやろか・・・ねぇ。