2017イギリス④ イギリス・ヨークシャー・ウィットビーに来た経緯 | 化石ショップ「KASEKIYA」

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(ウィットビーの街並み)

 

 

こんばんは~

旅も3日目です。

 

今日は

シェフィールド近くのホテルからヨークシャーのウィットビーへ移動です。

今回の旅のメインの場所です。

 

そもそも、なぜ私はロンドンから400㎞以上も離れたウィットビーに行ったのかということを説明します。

 

イギリスの化石を扱っていると、

ウィットビー産というものによく出あいます。

私は、当初はウィットビーは「イギリスの有名な化石産地の一つ」位にしかおもっていませんでした。

 

2015年10月、ドイツのミュンヘンショーで

イギリスの化石業者さんと知り合いました。

 

「Natural Wonders」というお店のバイロンさんという人です。

 

彼からもらった名刺に書いてあるお店のWebサイトを確認すると、

彼のお店がウィットビーにあることがわかりました。

 

そして、彼のお店でウィットビーで定期的に、一般の人に

化石採取体験をおこなっていることも、その時知りました。

 

2016年の3月にオックスフォードミネラルフォッシルショーに

行った時に、彼と再会しました。

 

その時は彼から私に話しかけてきてくれて、

 

「ミュンヘンショーで会ったね」

 

と話しかけられたのです。

 

その時に、バイロンさんに

「あなたの化石採取体験はおもしろい。

 

私もいつかウィットビーで化石採取をしたい」

 

と、いったような事を話したような気がします。

 

2016年10月のミュンヘンショーでは

彼に事前に連絡をとり、私が仕入れたいウィットビー産の化石を

、ミュンヘンショーの会場に持ってきてもらいました。

 

私の中で、次にイギリスへ行くのであれば、

ウィットビーに行ってみたいという気持ちが大きくなっていきました。

 

で、今回のイギリス仕入れ旅となった次第です。

 

ウィットビーに行くことが決まってから、

ウィットビーについて調べたのですが、

私はウィットビーをなめてました(笑)

 

化石が採れる、田舎の小さな海沿いの町だと思っていたのです!

日本ではあまり知られていませんが、

ノースヨークムーア国立公園を代表する観光地でした。

 

地球の歩き方にも3ページ位使って説明があるじゃないですか!

 

ちなみに、

ウィットビーが観光地として有名なのは

1. ヨーロッパ人として初めてニュージーランドを発見した

クック船長ゆかりの地であること

2. 小説ドラキュラの作者がドラキュラの構想のヒントにした場所であり、小説中でも、ドラキュラ伯爵がイギリスに漂着して、上陸した場所であること

3.魚介類がおいしい

4.景色もすばらしい

 

といったところです。

 

(あれ?化石は?)

 

地球の歩き方にはかろうじて

ウィットビー博物館の解説に

「地元で採取された化石の展示も見事」

みたいなことがかいてあったかとおもいます。

 

行くことを決めてから、

バイロンさんに連絡をとり、

化石採取が出来る日程の

干潮の時間を教えてもらいました。

 

今回もバイロンさんはオックスフォードショーにも出店しており、

約、半年ぶりの再開。

そこで、化石採取の場所について詳しく教えて

頂きました。

 

 

◆いざウィットビーへ

ヨークシャーに入ると、牛の牧場が多くなりました。

(※ヨークシャーは州(県)の名前です)

他の地域ではほとんど羊の牧場で、牛を見ることは少なかったです。

 

 

ノースヨークムーア国立公園を横断する道路。

いままで見たことがないような、独特な場所でした。

標高がそんなに高くないのに、大きな木が全く生えていません。

土壌の成分の問題でしょうか?

 

ウィットビーの町が見えてきました。

天気は曇り、風が強く寒しです!

 

まずはバイロンさんに教えてもらった、街はずれの海岸へ

下見にいきました。

 

この日はすでに干潮の時間を過ぎており、下見だけのつもりで、

行ったのですが・・・

波は結構高いですが、

海岸を歩けないほどではなさそうです。

とりあえず、手ぶらで、ビーチまで歩いて降りてみることに

しました。崖の上をハイキングしている人は

数人いたのですが、下のビーチにはだれもいません。

 

バイロンさんにも言われましたが、

崖の近くは危険なので絶対に、崖から直接

化石を採ってはいけないそうです。

実際に目の前で崖から石がたまに落ちてきます

 

昨年、訪れたジュラシックコーストと同じようなロケーションですね。

 

いるいる

 

 

 

 

下見だけのつもりでしたが、

30分位でそれなりに化石は見つかりました。

ハンマーを持って崖を下ればよかったと後悔・・・

(今回は日本からマイハンマー持参です)

 

この時点で午前10:30位でした。

この日の干潮は9:00位とのことでしたので、

どんどん、潮位も上がってきていました。

 

本格的な化石採取は明日にして、町に向かおう

と思ったとき、

 

急に近くで鼻息が聞こえました!

風が強くて、近づくまで気づきませんでした(汗)

 

 

こちらを警戒しているような、していないような・・・

 

近づこうとすると、こちらを振り向きます。

で、逆にこっちに向かってこようとします。

 

威嚇?  それとも好奇心旺盛?

 

近づきすぎないほうがよさそうだったので必要以上にちかづきませんでしたが、3m位の距離までだったら、大丈夫でした。

 

つづく・・・

 

 

KASEKIYA

ホソカワ

 

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