第一部 がん発見→確定まで | SLOW SLOWLIFE

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柴犬こたんと黒猫まる、ゆうもみんな元気です♪はるきち参入で、家族が増えました




  運命の日は、今年の2月14日


  去年の12月から、あまりに過呼吸がつらくて、寝込む日が増えていたので


  病院大嫌い、薬もあんまり飲まないゆうが、とうとう病院に行く気になりました


  で、ネットで検索・・・・・・


  家から近くて、心療内科があって・・・・・・・


  で、よさそうなところを発見!!


  そこは  「家族全員がかかれる、病院」  を目指しているらしく


  心療内科、婦人科、内科、小児科、皮膚科、などなど、なんでもありなところでした


  ゆう的には、「ぜーぜーひゅーひゅー」の発作っぽいのがおさまればいいので、何気に行ってみたんです




  先生に、


  1)過呼吸が辛いこと


  2)オリモノがちょっとへんなこと


  を、相談・・・・・・・




  先生曰く・・・・

  過呼吸は、ストレスの力が、「人が健康になろうとする力」よりも大きくなって、体がつらくなってる状態 


  なので、自分が抱えるストレスを整理して理解しつつ


  緊張を抑える薬を飲んでみましょう


  


  ってことになりました


  そしてオリモノの状態を見るために、診察台へ・・・・・・(電動でびっくり!うぅぃ~ん!って動くよ!!)


  色々おなかを押されつつ、先生と会話


  先生・・・ がん検診したことありますか? 


  ゆう・・・・ ないです


  先生・・・  やりましょう!! 子宮の入り口をこするだけの簡単な検査ですから、痛みも無いですよ 


  ゆう・・・   あ・・お願いします・・(先生の勢いにちょっとびびる)



  なんだか、ちょっとぐりぐりされる感触があって、診察&検査はおしまい


  一週間後に検査結果を聞きに来てくださいってことで、


  抗不安剤(メデタックス)を貰って帰りました






  このときは、自分がそんなにストレスをためてるって事にびっくりで


  ガンのことは全然心配していませんでした


  この年で、ガンになる訳無いって思ってた







  一週間後の2月21日、再び病院へ・・・・


  いきなり切り出される・・・


  先生・・・   前回やったガンの検査ですが、5段階あるうちの 「4」 で、ガンの可能性があります


          紹介状を書くので、大きい病院に行って、詳しい検査をしてください


          今すぐ、命に別状が・・・って言うことではないから、まずは落ち着いてくださいね



  実感も、衝撃も無いまま、紹介状を貰って、ぼへ~と運転して帰る


  運転しながら、ガンガン泣けてくる。「こわいよーーーーーー!!!!!」って声に出して泣いていました


  でも、旦那に電話して報告したときには、すっごい冷静になってた


  自分がちゃんとしなくちゃって、思ったのかもね・・・


  その日の夜から、ネットでガンのことを調べる日が続く・・・・・






   *☆*:;;;:*☆*:;;;子宮頸がん基礎知識♪*☆*:;;;:*☆*:;;;: 


        子宮頚ガンの最初の検査は、「細胞診」と呼ばれるもので、


        子宮の入り口(子宮頚部)をこすって細胞を取り、染色、顕微鏡で観察する検査です


        結果は、クラス分けされていて、以下の5段階になります


              

      Ⅰ ・・・  正常である。

      Ⅱ ・・・  異常細胞を認めるが良性である。

      Ⅲa ・・・ 軽度~中等度異形成を想定する。

      Ⅲb ・・・ 高度異形成を想定する。

      Ⅳ ・・・  上皮内がんを想定する。

           Ⅴ ・・・  浸潤がん(微小浸潤がん)を想定する。

                   クラスⅢa以上の場合は精密検査を実施。 





   ゆうは、Ⅳの、「上皮内ガンを想定」だったので、精密検査をすることに・・・・・・・・







   紹介状をを貰った次の日に、紹介されたでっかい病院へ旦那と二人でGO!


   受付を済ませて、待合室に行ってみると・・・・・・めちゃ込み・・・・・汗


   2時間くらい待ったのかなぁ・・・・やっと名前を呼ばれて診察室へ・・・・・・




   ゆう ・・・  よろしくお願いします


   先生 ・・・  どこまできいてるの?


   ゆう ・・・  は?? あのぉ・・・・ガンの可能性があるから、くわしい検査をしてくださいって・・・・・・・汗


   先生 ・・・  ガンって聞いてるのね、わかったよ


           じゃ、子宮入り口をのパンチして、取った物を詳しく調べるから




   で、診察台へ・・・・ここの診察台も電動!!うぃ~んと、動いて「おまたおっぴろげ状態」で待機


   先生 ・・・  始めますよ、痛くないから、リラックスして


   了解・・・・と思いつつ不安になってたら、 ・・・・・・・・!!!めっちゃいてーよむかっ


   肉をつまんで持っていかれるのがわかるほど痛い!!!!


   声にならない悲鳴をあげつつ、無事に審査終了・・・・・痛くて汗ぐっしゃり・・・・・


   看護士さんがナプキンくれて、もそもそ服を着ます


   ふたたび、先生とお話・・・・


   先生 ・・・  見た感じ、なんとも言えないですね・・・・・


           細胞を何箇所か取ったので、今日は出血があります


           明日、大量に出血していたら、すぐに来てください


           詳しい結果が出たらお手紙送りますから。


  


   大量に・・・ に、やけに力を入れる先生。


   了解です、少しの出血で大騒ぎしませんよ・・・・ぶつぶつ









   検査結果が出るまでの約10日間は、恐ろしいほど長く、つら~い毎日でした


   死刑宣告を待つ感じ・・・・


   旦那が、ゆうの気持ちを気遣って、ロングドライブに連れて行ってくれたり、ご飯を食べに連れて行ってくれたり・・・


   感謝感謝です・・・・・・ 





   そして手紙はやってきた・・・・3月3日、お気に入りのうどん屋さんから帰ってくると、病院から手紙が・・・・・



   



                  検査結果通知書


   細胞診(頚部)  病理検査


      19年2月22日に、あなたが当院で受けられた検査の結果についてお知らせいたします


      以下の病気の疑いがありますので、お早めにご来院下さい


        

(       上皮内ガン        )






文面を旦那と二人で見ながら、お互い何も言わずに、しばらく黙り込んでしまってました


    「自分は、がん患者なんだなぁ・・・・」


    って、実感した瞬間でした 


  

     *☆*:;;;:*☆*:;;;:子宮頸がん基礎知識*☆*:;;;:*☆*:;;;:


        一回目の細胞診で、要精密検査になると、組織診という検査をします


        子宮頚部の組織(お肉ですね)を、ぶちぶち取られて、病理検査します


        これが、めっちゃ痛かったぁ・・・・・


        「大丈夫ですよ~」なんて言いながら何個も取るから、痛さも倍増です、もちろん血も出ます


        この検査を予定してる方、ナプキン忘れちゃだめですよ!



        さて、この組織診もクラス分けされていて、このクラス分けが、そのままガンの進行度になります

          

  



       


0期(上皮内がん)
がんは子宮頚部のいちばん表面の細胞層にのみみられ、それ以上深い組織までは浸潤していません。
0期は上皮内がんともいわれます。
I期・・・
がんは子宮頚部にのみ認められます。認められるがんの量により、IA期とIB期に分けられます。
IA期・・・
顕微鏡でみないと検出できない、ごく微量のがんが子宮頚部の組織に認められます。IA期はIA1期とIA2期に分けられ、腫瘍の大きさによります。
  • IA1期では、がんの浸潤の深さは3mm以内で、拡がりは7mm以内です。
  • IA2期では、がんの浸潤の深さは3mmを越え5mm以内で、拡がりは7mm以内です。
IB期・・・
顕微鏡でみないと検出できない大きさで、深さは5mmを超え、拡がりは7mmを超えています。または肉眼でわかるほどの大きさです。肉眼でわかるほどのがんはIB1期とIB2期に分けられ、腫瘍の大きさによります。
  • IB1期では、がんは肉眼でわかるほどの大きさで、4cm以内です。
  • IB2期では、がんは肉眼でわかるほどの大きさで、4cmを越えます。
II期・・・
Iがんは子宮頚部を越えて拡がっていますが、骨盤壁(腰の内部の一部を覆っている組織)、あるいは膣の下1/3までは拡がっていません。II期は、がんがどの程度まで拡がっているかによって、IIA期とIIB期に分けられます。
IIA期・・・
がんは、子宮頚部を越えて腟の上2/3まで拡がっていますが、まだ子宮周辺の組織までは拡がっていません。
IIB期・・・
がんは、子宮頚部を越えて腟の上2/3および子宮周辺の組織まで拡がっています。
III期・・・
III期では、がんは腟の下1/3まで拡がっており、骨盤壁まで拡がっている場合があります。また/あるいは腎が機能しなくなる場合もあります。III期は、がんがどの程度まで拡がっているかによりIIIA期とIIIB期に分けられます。
IIIA期・・・
がん細胞は腟の下1/3まで拡がっていますが、骨盤壁までは拡がっていません。
IIIB期・・・
がん細胞が骨盤壁まで拡がっており、さらに/または腫瘍が尿管(腎臓と膀胱をつなぐ管)を閉塞するほど大きくなっています。この閉塞により腎臓は拡大したり機能しなくなったりすることがあります。がん細胞は骨盤内のリンパ節にまで拡がっていることもあります。
IV期・・・
IV期では、がんは膀胱、直腸または体の他の部分にまで拡がっています。IV期はがんが認められる場所によって、IVA期とIVB期に分けられます。
IVA期・・・
がんは膀胱や直腸壁まで拡がっており、骨盤内のリンパ節にまで拡がっている場合もあります。
IVB期・・・
がんは骨盤、骨盤リンパ節を越えて、腹部、肝臓、腸管または肺など、体の他の場所まで拡がっています。






                さてさて、次回は、病院を変えるの巻き~♪だよ!!