
我が家は寿司屋でした。
私は、ごく小さい頃から大学4年の夏まで、自分は寿司屋になるものと疑ったことはありませんでした。
実際、なりたかったのです。
ところが大学4年の夏のある夜のこと。
父が突然、
「お前、そろそろ就職活動しないと、マズいだろ」
などと言い出したのです。
私にとってはまさに青天の霹靂!
似合わぬリクルートスーツ姿で歩き回っている友人たちを、「かわいそうに……」と思って見ていたのに……。
送られて来る膨大な量のリクルート誌は、見もせずに廃品回収に出していましたし、そもそもその時期には、就職活動なんてほとんど終わっているのです。
あわてて、
「えっ、俺は寿司屋になるんだよ!」
と言う私に、父は一言。
「店はお父さんの店であって、お前の店じゃない。お前は入れないよ」
履歴書を出す前に、一瞬にして不合格ですよ!
仕方なく、その頃になっても就職活動をしている友人2人に、
「お前が受けるところ、俺も受けるから、連れてって」
と依頼し、何とか就職することが出来ました。
でも、やっぱり自分はお店の主人になりたかったのです。
入った会社で、取締役から、
「将来、会社でどんな仕事がしたい?」
と聞かれた私は、
「僕はずっと会社に居る気は全然ありません。早く独立して、飲食店をやりたいです」
などと、出世街道からいきなりコースアウトするような発言を、無邪気にしておりました。
その後、弟が大学を出た時に、母から、
「勤ちゃん(弟です)は、どうしたらイイかね~」
などと言うので、私は怒りつつ、
「俺を外に追い出しちゃって、勤まで出しちゃったら、どうするんだよ!」
と言いました。
結局弟は父の店に入り、父の元で修行をし、現在に至っています。
さて、お刺身ですね。
弟は寿司屋の父の元で修行をしましたから、刺身・魚料理はお手の物です。
もちろん、旬の活きのよいものだけを仕入れています。
時折、なかなかお目にかかれない刺身がメニューに並ぶこともあります。
市場でも、「ちょっと変わったイイものを買ってくれる人」として、珍しいものが入荷されていると、魚屋さんから声が掛かるからだそうです。
私も、弟の店で初めて食べた刺身が、結構あります。
ホッケとか、ハタハタとか……マンボウも一回食べました。
でも、そういうのはあくまでごく時折です。
スタンダードだけどとっても美味しい旬のお刺身を、日々用意しています。
こちら、アジのたたき。

やっぱり刺身は肴の王道ですよ。
是非ご賞味下さい。
大宮駅西口徒歩2分 癒しの飲み屋「三洞」
女性の一人客の多いお店です。
女性はフリー、男性会員制。
大宮駅からの道順はこちらです。
【営業時間】
18:00~24:00(23:30 ラストオーダー) ほぼ年中無休
【TEL】
048-871-5178(営業時間中)
*営業時間外は店主の携帯までご遠慮なくどうぞ。
090-3047-7372
【MAIL】
isoda3dou@docomo.ne.jp
info@3dou.net