「素敵なお店づくりパートナー」中島将文のブログ ー ショプパートブログ

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これから自分のお店をつくりたい方のサポートをしています。そんな方がお店を作るきっかけや、ヒントになるよう、わたし中島の視点でお伝えするブログを書いています。

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ショップパートナーの中島です。
先日紹介した蔦屋家電の続きです。

初めて行った感想かこんな感じでした。
・家電ショップなのに、本売り場が目立つ。
・家電売り場は、妙にゆったり、ショールームみたい。
・価格はすごく高いわけではないけど、あんまり売る気を感じない。
・家電を買っている人より、本を買っている人の方が多い。
なんだかさっぱりわからない??

あらためて、大きな違いを考えてみました。
よく考えたら、家電量販店にあってここに無いものがあるんです。
↓↓↓わかりますか?

エアコン売り場なんて顕著ですよねぇ!

答えは、
ポップが無いんです。

メーカーから支給される宣伝ボードとか、
探すと僅かににはありますが、ほぼありません。

さっそく、蔦屋家電について調べてみました。
私、良い線ついてた(笑)

目指したのは、アップルストアなんだそうです。

商品をショールームのようにゆったり陳列したのは、
こんな家電があるライフスタイルをイメージしてほしかったから。

家にある家電にポップ付いてないですよね。
明るさもポイントなんだと思う。

一般的に家電量販店は、限られたスペースに効率良く商品を陳列して、売りたい商品を
目立つようにポップを作ったり、値引きしたりしています。

お客さんも、どの商品が一番機能が良くてお値打ちか考えて購入する。
だから、わざわざ高級家電を買う人もいないし売れている感じがしない。

対して蔦屋家電では、そんなライフスタイルがイメージできるレパートリーを100通り用意しているそうです。
効率を重視しないからお客様もそういうお客様が集まってくる。

新しい家電の買い方ですね。
家電を買うというより、ライフスタイルを買うというイメージなんですね。

新しい切り口、ネット通販とも完全な差別化です。

私はこう思います。
物事を突き詰めて考えると、必ず突き当たるキーワードがあります。
それは、「イメージ」だと思います。

人はものやサービスを購入するとき、
それを使っているイメージがどれほど湧くか、
どれほどワクワクするかで購入を決定すると思うんです。

なのでこの蔦屋家電、今までの安売り家電のイメージをどう変えるか。
ネットとどう差別化するか。すごく良く考えたなと思います。

これは、大手に限った話ではなく、
小売店でも大手チェーンと同じ売り方をするとかしないレベルの話でもありません。
どれほどお客様に興味を持ってもらえて、イメージしてもらえるか。
そして、ワクワクしてもらえるかだと思います。
もっと根底のところ。視点を変えること。すごく勉強になりますね!

蔦屋家電

ショップパートナーの中島です。

先日噂には聞いていた二子玉川の蔦屋家電に行ってきました。
広さは、代官山の3倍で、2200坪もあります。
代官山と明らかに違うのは、レンタルコーナーがありません。CDが少しあるようですが、見つけられませんでした。

それでどんなお店かというと、
第一印象あれ?どこが家電なの?


あれ?書店じゃん??ここは蔦屋書店??
よく見ると建物の中心が書店フロア。その周りに、家電が並ぶフロアがありました



あるある家電(^^♪

家電あることはあるけど・・・いわゆる家電量販店とはちょっと違う。

なんか~展示がすごくゆったりしている。
家電量販店というより、メーカーのショールームみたい。


肝心な値段は?というと、そんなに家電量販店とは変わらない。
特別高いわけではない。
でも、店員さんも売り込んでくる訳でもないし、値札もお得感を一切感じさせない。
そして、お買い上げしている人もそんなにいない。
というか、みんな本しか買ってない(笑)

ん----なんだここ??
今まで経験の無い空間だぞっ。

まとめると
・家電ショップなのに、本売り場が目立つ。
・家電売り場は、妙にゆったり、ショールームみたい。
・価格はすごく高いわけではないけど、あんまり売る気を感じない。
・家電を買っている人より、本を買っている人の方が多い。


んーーーなんだここ?理解不能(^-^;
疑問ばかりで、頭パンクしそう!

それが蔦屋家電の目的なんだそうです。
いままでに無いものをつくるから、こういうかたちになったんですね。
調べたら、「なるほどね!」って納得。
続きはまた明日書きますね。今日は、「こんなところだよ」って紹介まで。