車メンテナンス専門店 『オウガ』

車メンテナンス専門店 『オウガ』

ライトの研磨・コーティング等の作業に関して、作業内容であったり、出来事であったり・・・いろいろと記載しております。

車のライトレンズリペア作業(以下)を行っております。

研磨・コーティング / 殻割 / 組立 / レンズカット除去 / インナー塗装 / イカリング取り付け 等




お気軽にご連絡ください。ご相談だけでもOKです。


HP : https://www.shop-oga.com/


メール : oga@ae.auone-net.jp

現在、作業工賃を見直しております。理由としては送料です。

 

今までも送料を考慮して作業工賃を見直してきましたが、

ライト1個のご依頼に対する送料の考慮が不十分でした。

 

送料負担に関しては

・お客様 → 当方に発送時はお客様負担

・当方 → お客様に返送時は当方負担

 

サイズに関しては

・ヘッドライト1個:100~140サイズ

・ヘッドライト2個:140~180サイズ

・フォグ、ウィンカー1~2個:60~100サイズ

 

運送会社は基本的には、ヤマト運輸、郵便局、佐川急便になります。

※昨年まではエコムー便(近隣であれば、160サイズまで1280円一律)という特殊なサービスもあったのですが、

 ガソリン高騰の影響を受け、終了してしまいました。

 

10年くらい前の送料は、中サイズのヘッドライト1個であれば1000~1800円程度、

最近は1500~2500円くらいになっているかと思います。

 

フォグランプやウィンカー等の小さいサイズでも、今は1000~1500円程度かと思います。

 

昔に比べるとほぼ倍近くなっている感じがします。

 

↓ヤマト運輸の宅急便の2025/11/29時点での送料(中部→中部に発送時)

 

割引制度を使えばもう少し安くはなりますが、60サイズでも940円なんですね・・・

 

上記送料を考慮しますと、ライト左右でご依頼いただければ少しだけ変更が必要ですが、

ライト1個だけのご依頼ですと、当初考えていた金額では対応が難しいと考えております。

 

よって、今回の見直しでは以下を考えております。

・ライト1個でのご依頼時の工賃の値上げ

・左右でご依頼された場合、左右セット値引きの額を増やし、左右の工賃は今までほとんど変わらないようにする

 

例. 今までライト1個5000円、左右2個で9300円 → 今後はライト1個6000円、左右2個で10000円

※上記の例のようにするかは正式には決まっていません

 

良いものを安く提供するというのが元々の考え方ですので、なるべく値上げは回避したいところですが

最近は物価高騰により、維持が難しくなってきております。

 

今後もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

お久しぶりです。

 

お盆過ぎてから依頼がかなり増えてしまい、ブログ更新ができておりませんでした。

 

また、10月半ばくらいから外面のコーティングに問題が発生してしまい、

外面コーティング作業の依頼受付を一時中断しておりました。

 

不具合発生後1か月+αの間、機器を交換、コーティング剤を交換 等を行い、不具合原因を追究しておりました。

やっと不具合が解決しましたので、11/28から外面コーティング作業を再開しました。

原因としては機器の不具合(経年劣化)が原因だったと思われます。

 

過去にも外面コーティング不具合は発生したことがありましたが、ほとんどが1週間以内に改善しておりました。

今回もすぐに改善すると考えていたため、これほど時間がかかるとは思っておりませんでした。

 

中断中にもご依頼連絡はありましたが、お断りさせていただきました。

また、不具合が解消されるまでお待ちいただいたお客様に対しては、大変ご迷惑をおかけしました。


今は通常通り作業対応しておりますので、今後もよろしくお願いします。

 

 

V37スカイラインのヘッドライトです。

今回は殻割作業になります。

 

普通の国産ライトですので、通常殻割(=温める方法)にて作業を行います。

 

↓作業前

 

 

作業とは関係ありませんが、ライトを運送会社から受け取った際

こんな破片がプチプチの中にありました。

おそらくどこかが欠けた破片だと思います。

 

梱包は悪くありませんでしたが、箱がギリギリサイズだったので、わずかな衝撃で破損したのかもしれません。

(プチプチを巻いた際に、強く巻き過ぎて破損することもございます)

 

シーリング材を温めて殻割します。

 

↓作業後(殻割済み)

 

 

国産車のヘッドライトでも最近の新しい車両のライトは、通常殻割できないものもあるようです。

その場合は切断殻割になります。

 

殻割できないというものはないと思いますが、切断殻割になることもございますので

あらかじめご了承ください。

 

 

R35スカイラインGT-Rのヘッドライトです。

純正品と社外品のライトを殻割していきます。

 

純正品は通常殻割、社外品は切断殻割になります。

※シーリング材(=レンズと裏側を接着する接着剤)の種類によって、通常or切断 のどちらかになります。

 

↓作業前

純正品

 

 

社外品

 

 

中身は違いますが、形状は同一ですので、いつも通りサクッと殻割していきます。

 

↓作業後

純正品

 

通常殻割ですので、シーリング材を温めて柔らかくし、レンズを取り外します。

 

社外品

 

溝に沿ってレンズ側をぐるっと1周切断します。

社外品のシーリング材は温めても柔らかくならないタイプのため、切断殻割になります。

 

どんなライトでも通常殻割or切断殻割で殻割は可能です。

レンズ側に切断箇所がない場合(=車体に取り付けた際に切断箇所が正面から見えてしまう)は、溝側を切断することもございます。

 

殻割でお困りの場合は、お気軽にご連絡ください。

 

 

 

 

 

現在、ヘッドライトのコーティングは、以下の二種類があります。

・ウレタンコート

・ハードコート(ライト専用コーティング剤)

 

以前はウレタンコートも依頼がありましたが、最近はかなり少なくなりましたので、ウレタンコートを廃止することにしました。

(ウレタンとハードの価格差もあまりなかっため、ウレタンよりハードコートと考える人が多くなったのかと思います)

 

また、今まで使用していたハードコートの仕入れ価格も少し前から値上げされており、

今後、作業代も値上げが必要と考えておりました。

値上げせず提供できないかと考えた結果、他のハードコートを使用することにしました。

 

数種類使用し、その中で良いコーティング剤を選定しております。

価格も今まで通りの価格で提供できるかと思います。

 

よって、コーティング剤は今後、ハードコートのみになります。

(カラーハードコートも対応可能です)

 

世の中の物価が上がってきているため、どうしても値上げしなければ対応できなくなることもございますが、

なるべく値上げを回避し、品質もあげれるよう努力していきます。

 

今後もよろしくお願いします。

 

GWに入りましたね

 

GWも作業対応しております。

が、GWに入るちょっと前に体調不良になり、現状、作業対応がスムーズにできない状況になっております。

 

体調不良といっても、重い病気とかではなく

初めての ぎっくり腰? になってしましましたw

 

普通に生活はしておりますが、体を前かがみにすると痛い状態です。

 

作業もなんとかできますが、動きが制限されているような状態ですので

作業自体、時間がかかっております。

 

お客様にはご迷惑をおかけしますが、現状は作業に時間がかかってしまうことをご理解の上、ご依頼をお願いします。

 

どれくらいで治るのかは不明ですが、5月中はずっとこんな感じかもしれません。

 

 

久々のブログ更新です。

サボっていて申し訳ございません。

(かなり忙しかったため、更新ができておりませんでした)

 

今回はBMW 5シリーズ(F10)のヘッドライトです。

 

浸水しているため、以下の作業を行います。

殻割 → 内部清掃 → 組立 → 追加防水処理

 

この車両のライトについてあまり詳しくは知りませんが、浸水はよくある症状のようです。

外車のライトはこういった浸水問題が結構あるようですね。

設計上の不具合な感じはしますが・・・

 

↓作業前

 

 

全体的に結構浸水しているようです。ちょっとひどいですね。

 

こうなってしまうと中の基板等にもサビが発生している可能性はあります。

 

↓切断殻割後

 

 

予想していたより内部は綺麗だと思います。

浸水後、あまり時間が経過していないのかもしれません。

サビもほとんどないようです。

 

内部をふき取り、組立てます。

※メッキ部は基本的に触りません。メッキは少し触っただけで傷がついたり、剥げたりしてしまうため。

 

↓組立&追加防水後

 

 

 

切断箇所を溶着+防水シール塗布し、レンズがはまっている溝に対して防水シールを塗布し溝を埋めました。

 

これでレンズとハウジング(=裏のプラスチック)の接合部から浸水することはないかと思います。

 

この状態で浸水するのであれば、その他の箇所で浸水している可能性が高いと思われます。

 

 

 

 

S14シルビアのヘッドライトのレンズ交換です。

 

S14もかなり年式が経過しているので、研磨では除去できない劣化等が発生していることも多いかと思います。

 

交換レンズが販売されているのであれば、交換がおすすめです。

 

↓作業前

 

 

 

今回のライトは黄ばみはありますが、ぱっと見はそこまで劣化はしていません。

 

↓殻割後

 

通常殻割(温める方法)にて殻割しました。

 

↓交換用レンズ

 

 

おそらく海外製かと思われます。

レンズカットもなく、クリアなレンズになります。

 

↓組立後

 

 

レンズカットがなくなったので、ガラッとイメージが変わったと思います。

内部がはっきり見えているので、内部の反射板等の劣化がひどいと逆に劣化が目立ってしまうかもしれません。

 

 

 

 

 

ルノーのカジャーのヘッドライトです。

 

結構な浸水があります。

 

↓作業前

 

 

おそらく全体的に浸水している感じかと思います。

 

※外車は構造上、浸水しやすいヘッドライトもあります。

 この車両のヘッドライトは初めて取り扱うので、わかりませんが

 同じような症状が多いのであれば、構造上の不具合かもしれません。

 

殻割し、シーリング材(=レンズと裏側を接着している接着剤)を再塗布・・・

といきたいところですが、外車のため殻割は切断殻割になります。

 

切断殻割の場合、レンズ部を切断し、元々のシーリング材は除去せずそのままになります。

※元々のシーリング材を除去することも可能ですが、かなりの手間&工賃も追加されます

 

今回は以下のように作業していきます。

切断殻割→元々のシーリング材はそのままで、シーリング材を内外から追加塗布

 

↓殻割後

 

 

レンズは溝部にも残っています。

溝部に残ったレンズ付近に追加シーリングを塗布し組立てます。

 

もちろん、内面は拭き取ります。

 

↓組立後

 

 

 

切断箇所は溶着→接着シーリング→防水シーリングといった手順でがっちり接着&防水します。

 

これで浸水するのであれば、他の箇所が原因の可能性も出てきます。

 

 

 

 

フェアレディZの32型のヘッドライトです。

 

年式が結構経過している車両のヘッドライトですと、ライトの内外面、両方が汚れたりしてしまいます。

また、内部の反射板(=リフレクター)のメッキがくすんだり、はがれたりしている状態になることもよくあります。

 

↓今回の作業ライト

 

 

レンズはガラス製です。

ガラス製の場合、黄ばみは発生しませんが、内面や内部は汚れています。

反射板は少しくすんでいます(バルブ熱による焼け?)。

 

内部を清掃し、反射板は再メッキ塗装します。

※メッキ塗装は特殊なため、当店では行っていません。

 近隣のメッキ塗装専門店に塗装物を持っていき、再メッキ塗装をお願いしております。

 

まずは殻割して反射板を取り外します。

 

 

 

メッキが綺麗であれば、鏡のように映り込むはずですが、くすんでいるため反射もモヤっています。

 

ちなみにプロジェクタも汚れが付着しくすんでいます。

プロジェクタレンズはガラス製なので拭き取れば

こんな感じに綺麗になります。

 

メッキ塗装は空いている時であれば2週間程度かかります。

混んでいる時は1か月くらいかかります。

 

再メッキしたのがこちら

 

 

 

全然違いますね

 

ちなみに再メッキ塗装しますと、表面にコーティングもされています。

純正ライトのメッキ塗装はコーティングされていません。

コーティングがないと少し触っただけで傷がつきます。

 

組立てて完成!

 

 

 

レンズも内外面拭き取り&簡易的な研磨してありますので、綺麗になっているかと思います。

 

最近は年式がかなり経過(20年以上)したライトの再メッキ塗装のご依頼も多いです。

 

反射板もリペア可能ですので、ご相談だけも構いませんので、お気軽にご連絡ください。