金環日食と日本の歴史をめぐるお話について、もうひとつ。

1183年11月24日に起こった金環日食は平安時代末期の寿永2年、源平の争乱の水島の戦いのさなかに起こりました。

平家側は日食が起こることを知っており、太陽が欠けていくことを恐れた木曽源氏側に対して有利に戦いを進めて平家が勝利したのです。