穂高連峰縦走4 | shootingstarのブログ

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北穂高小屋から上高地バスターミナルまで下山の2日目です。
北穂高~上高地ルート


混雑の3000mを超す山小屋、3組の布団に男性3人、女性2人の5人で寝なくてはならない寝返りも厳しい状況+軽い高山病?の症状で苦しんでいました。


私の左隣りの女性も目まいがあり不調を訴えており深く眠れてはいない感じでした。


私の右側の3人はグループで娘さん御夫婦とそのお父さんで、私の隣はそのお父さんでなるべく私の寝るスペースが広くなるように心遣いをしていただいていました。

この日は鑓ヶ岳から北穂高岳に来たそうで、翌日は私の来た奥穂高~前穂高~重太郎新道で上高地まで下山する予定だそうです。


この3人のグループの方達は朝4時に出発するという事で、出発後は布団をたたまずに使わさせていただき朝6時半まで眠れたのはとても助かりました。
北穂高小屋 部屋


気になる雨は、しとしとと降っていて時折風で横殴りになりますが標高3100mで降る雨としては優しい降り方です。


合羽、ザックカバーなど装備を整えて午前7時、北穂高小屋を出発します。
雨の北穂高小屋


当然テラスからの景色は全く望めません。
雨の北穂高小屋テラス


北穂高岳山頂、視界50m程度というところでしょうか。
雨の北穂高岳山頂


まずは昨日の最後の急登、帰りは当然ながら急な下りとなり濡れている足元に細心の注意を払って下ります。


ほどなく奥穂高岳と涸沢下山の分岐に到着。

ここから明神までは初めて通る事になります。
奥穂高・涸沢、北穂高分岐


あとは涸沢まで下り、遊歩道を歩くようなものでさほど注意すべき点はないだろうと思っていましたが、、やはりここは登山道、雨では通常以上の注意が必要でした。

例えるなら立山の一の越からの下り程度のつもりでしたが、剣御前小舎から雷鳥沢までの雷鳥坂に近い感じでした。
北穂高~涸沢下山ルート


視界が悪く景色が見えないのはやはり残念です。

北穂高~涸沢下山ルート2


鎖場ですが、何故か緊張感がわきません。
北穂高~涸沢下山 鎖場


岩に突き立てられたピン状の足掛かり、、

建設現場のアンカーボルトと仕組みは同じみたいですが、、アンカーボルトは仮設のものなので(恒久的に)信用するのもどうかと思います。

アンカーボルト


夏休みらしい混雑はこれが初めてでしょうか、、

梯子を並んで待ちます。
北穂高~涸沢下山 梯子待ち


北穂高~涸沢下山 梯子


長い鎖場も登る人・下る人の待ちで行列となっていました。
北穂高~涸沢下山 鎖場


雲が切れると下に涸沢カールに張られたカラフルなテントが見えて来ました。

北穂高~涸沢下山 涸沢カール


午前8時37分、涸沢小屋に到着です。
北穂高~涸沢下山 涸沢小屋


この涸沢小屋には今夜宿泊の予約を入れてあったのでキャンセルの申し出をします。

合羽を着たまま中に入るのは失礼なので合羽を脱いだついでに小休止家


ここで北穂高山頂と小屋で夕食が一緒だった人とお会いして少しお話を(*^^)

この雨で北穂高-涸沢岳-奥穂高ルートをあきらめ一旦涸沢まで下りて、再び奥穂高まで登るというルートを選んだそうです。確かにこちらの方が安全確実で景色が見られない今日のような場合は正しい選択だと思いました。


午前8時55分、横尾を目指して出発します。


キャンプ場の石畳、ここで油断してスリップダウン、尻持ちを着いてしまいました。

今回の初転倒、恥ずかしい場所でしたが岩稜の上でなくて良かったです(汗)

涸沢カール キャンプ場 涸沢ヒュッテ・奥穂高、横尾分岐


少し進むと涸沢ヒュッテ・奥穂高岳方面と横尾への分岐へ出ます。


ここで「こんにちは」と挨拶を交わした女性に「やはり足が速いんですね」と言われ

最初は気が付かずに「あ、はい!?」と答えて改めて顔を拝見してびっくり!


今朝4時に出発した3人グループの娘さんでした。

やはり雨で奥穂高まで行くのを断念してそのまま下山してきたとのことでした。


「お父さんは?」と尋ねると、少し先を歩いているとのこと。

30mほど先に姿を発見したので追いついてご挨拶をすると

「昨晩は布団を掛けてあげられなくてごめんなさいね」

「たぶん眠れなかったのじゃないかなと今心配していたんです」

と心温まる言葉をいただきました。

「いや、朝ゆっくりしてきたので大丈夫です、ありがとうございます」

とお答えして足どりも軽くお別れのご挨拶を交わして横尾を目指して出発足あと


雨は上がっていて横尾から上がってくる人は半袖などの軽装がほとんどです。
涸沢~横尾 下山道

途中でトレラン姿のカップルの方とすれ違ったので雨の事を尋ねたら横尾からは合羽が必要なほど降られていないという事した。

ちなみに「橋を渡ってから全然走れていない」と言っていましたが、後に考えると橋というのはこの先の本谷橋で走れていないのは道幅の狭さと登山者の多さからの事だったと理解しました。


午前9時52分、本谷橋へ到着しました。
本谷橋


ここで合羽を脱いでザックにしっかりとしまって清流の涼しい風を身体に受けていると・・・

雨がポツポツと、あれっと思っている間にザーザー雨になりザックから慌てて合羽を引っ張り出して再び着る事となりましたショック!
本谷橋2



ここから横尾までは道幅の狭いシングルトラックの遊歩道、ただ並んで黙々と歩くだけの面白みのない区間です。

歩くとたったの3kmも長い
横尾へ


午前10時47分、やっと横尾大橋に到着しました。

カメラのレンズに水 滴が(^^ゞ
横尾大橋


ゆっくりと列をなして歩いてきたので横尾山荘で休憩などする気も起きずにそのまま通過です。
横尾山荘


ここからは梓川沿いの道幅の広い林道を上高地まで11kmひたすら歩きます。


新村橋を通過し徳澤へ
徳澤


この11kmという距離、走れば軽く一走りという感じですが歩くとなるとかなり長いです。

景色の流れがゆっくり過ぎるのに我慢できなくなり途中の数kmはスローなジョギングで進みました。


古池を通過、ただの溜池風ですが水はきれいです。

考えてみると田代池などより上流にあるこの古池、きれいなのは当然です。
古池


午前11時56分、やっと明神に到着しました。

ここで改めて合羽を脱いでもう二度と着る事の無いようにザックの奥底にしまいました。


この明神は今回2回目なのですが穂高神社奥宮の参道になっています。
明神


せっかくだから登山の無事の報告を兼ねてお参りに行くことにします。


明神橋を渡って梓川の右岸へ


明神橋


橋を渡ればすぐに鳥居が現れその奥の明神池のほとりに穂高神社奥宮が建っています。
穂高神社奥宮


この明神池のほとりには近代の穂高登山の始祖ともいえる嘉門次さんの嘉門次小屋(かもんじごや)もあります。
嘉門次小屋


奥宮でお参りをした後はそのまま右岸探勝路で合羽橋に向かいます。
梓川右岸自然探勝路


梓川右岸自然探勝路2


13日の朝、出発した岳沢への登山口の分岐へ到着

戻ってきました(*^^)v
前穂高岳山道入口分岐


岳沢湿原
岳沢湿原


そして行くときにルートを確認した河童橋の手前で改めて穂高を振り返ると、、

気高い穂高連峰の頂きは雲に隠れて姿を現す事はありませんでした。

河童橋付近から岳沢


観光客でにぎわう河童橋を渡り左岸へ
河童橋


上高地バスターミナルに午後1時5分到着しましたフラッグ

上高地バスターミナル


今回のおみやげは自分へ(*^^)v

北穂高小屋で購入したスタッフバッグとピンバッジです。
北穂高小屋 スタッフバッグ


北穂高岳 ピンバッジ