まさか救急車に乗る事態が自分に起こるだなんて・・・
痛みに耐えながら 医大に向かっていたそんな時
プルルルル プルルルル プルルルル
付き添いで 一緒に救急車に乗っていた母の携帯電話が鳴り響きました
きっと父です←仕事でいなかった人
受入れ先の病院も決まり、私の状態もピーク時より落ち着いていたので
「 電話、出てくださいね 」 救急隊員の方が母に優しく言ってくれました
母は現在の状況を伝えるため その電話に出ることに
しかし!
電話が見つからない!!
母、カバンをまさぐりまくるが 見つからない!
「 あで! どこ?どこよ!?」 ガサ ガサ ガサ~
いまだ痛みで脂汗をかき苦しんでいる私なので目を開けることできないのですが・・・
母が必死で携帯を探している様子、見なくても手に取るように分かる~
プルルルル プルルルル プルルルル プルルルル
そして 途切れることなく容赦なしで鳴り続ける携帯電話~
父、空気読んで携帯切れやーッ!(真月心の声) ←身体は瀕死だが心は発狂
父、心配して電話をかけてくれてるんだろうけど・・・
いっこうに鳴りやまぬ携帯電話に
「 あで!あで!どこよ!?」 いっこうに携帯電話を見つけられぬ母
カバンの中、全部だして―ッ!!(T∇T)
私、今あるすべての力を出し、思わず救急車の中で絶叫
だって救急隊員の方に申し訳なくてヾ( ´Д`;) 瀕死状態だけど氣ィつかう~涙
ガサガサ バサバサバサ~
その後、カバンから物を出す音が聞こえてきた
そして やっと電話が見つかり 父に現状を伝える母
弟嫁ちゃんが 私の名前、住所、年齢をすでに伝えてくれていましたが
救急隊員の方が改め母に私の家の住所を聞きました
でも 母 焦っているのか、あのあのあの すぐに番地が答えられず
そして 気長に待ってくれる救急隊員さん
〇×△のサーンッ!!!
我慢できずに 私 またも絶叫よ (T∇T) '`ァ'`ァ
↑
普通のトーンで話せないので絶叫になる
今度は、私の携帯番号うぃ聞かれたが 母 またも答えられずで
090-△○×◇-×◇△○ッ!!!
またまた絶叫よ :(´ཀ`」 ∠): '`ァ'`ァ '`ァ'`ァ
取り合えず 激しい痛みはあるものの意識はシッカリある
大丈夫だわワタシ! (T∇T) ←冷静に自己分析
でも 早く医大に着いてぇ――ッ!
しばらくして救急隊員の方がもうすぐ着きますよ~ と声掛けしてくれました
そして 寝たままの状態で救急車から出て
違う担架に移動させられ病院内へ(多分)
目をつむったままなので情景を見ていないのでよく分からないけど
PM 8時台、無事 医大到着!
つ づ く
PS 当日も いつも通りに過ごし、自分が救急車に乗ることがあるなんて思いもしなかった
人生って羅針盤の無い航海で、生きてる毎日が奇跡の塊だと改め痛感しました
そして あの痛みは何だったの?ていうくらい今は元気に過ごしている私です
PS PS 7/20 お蔭さまで今年も無事元気に 父 誕生日を迎えることができました
大水害で家族全員が生き残ったのは町内でも父の家族はじめ二組ほどだったそうです
あの大水害から今年で70年、初めて知る話でした
今日も皆さまが奇跡の1日を過ごせますよう祈ってます