私が通った小・中学校の校歌の歌詞に地元のM山が登場するのですが
( ちなみに 小・中学校共に歌い出しはM山 ←オシ過ぎやろw)
9年間 この校歌を歌い、M山のあるこの町に住んでウン十年、なのに
わたくし M山に行ったことありません
地元民として一度くらいM山に行ってみたい!と思いつつも 行く機会なかったのですが
この度、 私のM山への思いが 母と3号に届き
三人でM山に登ることになりました
M山には M城址があります
M城址 登り口矢印と共に書かれた小さな看板あるココから山登りスタートです
ある晴れた日曜の午後13時30分
M山のM城址を目指し 私たち三人は出発しました
すぐに小さな神社があり、無事M山に到着し帰れますよう私は手を合わせました
BUT 信仰心ゼロの母&3号はスルー!手を合わせたの私だけ~ヾ( ´Д` ) お前らも手あわせろや~
ここから先は 同じ町内でも来たことない道だったので
こんなとこにお寺がある~住宅地がある~ と 3人でキョロキョロしながら進みました
やがて 道は どんどん上り坂になっていき
景色は 見渡す限りみかんの段々畑に
すると母は 足が痛い~ 腰が痛い~ と やたら年寄りアピールし始め
道沿いにあるミカン農家さんの軽トラを置くスペースを見つけては
「 歩かんでも ここまで車で来れたんちゃう!?」 ブツブツ言いまくり
母はワザとらしく3号に 「 今なん才?」 と尋ね、3号が答えると
「 おばぁちゃんと60才以上の差やん!」 と年寄りっぷりを猛烈アピール
「 老体にこんな道 ムリムリ~!」 と早くも帰りたそうな母
でもそんな戯言ガン無視で私は進みました(娘オニ)
もうね みかん農家さんしか絶対来ないような場所です
てか 農家さんすら来ない日曜の山
分かれ道になると登場する「M城跡の看板」を頼りに先を進みました
でも 初めて来る山道だけに本当に合っているのか不安で不安で
グーグルマップで検索! ヾ( ´Д` ) 便利な世の中やぁ~
花と実が同時になってる不思議
この日は快晴で日差しがキツく 山の斜面は日光直撃! 激暑ッ!
段々畑のミカンが美味しい秘密身を持って分かりました
BUT 老体アピールの母&運動大嫌いポッチャリ系男子3号の
帰りたいオーラのハンパなことよヾ( ´Д`;) まだ半分も来てないわよ~
二人が文句ばかり言うので 再びグーグルマップで目的地を確認
3号どこかに写ってます
どうやら目的地は ここから車で 約7分らしい
7分? (゚□゚ *) 意外と近いのでは!?
なので 老体とポッチャリを鼓舞激励しまくって 何とか歩かせたよ
しばらくすると またも分かれ道が
でも そこにある「M城跡看板」が老朽化しまくっていて
左の道右の道、どちらを指しているか完全に消えてる~
グーグルマップで確認するも、よく分からない~
見渡す限り段々畑しかなく 道を聞ける村人はナシ!
どっちいく? どーする? どーするよ?
分かれ道の前で考え込む三人 ←老体とポッチャリあわよくば帰りたそう
ココまで来て M山に行くという長年の夢を諦めざるを得ないのか私ぅう゛
そのときです!
あ
一台の軽トラックが こちらに向かってくるではありませんか
あ
なんで こんなとこに人が? 遭難者!?
謎の3人組が見えたようで軽トラの運転手さん、明らかに警戒しているのが見て分かる
「 私、道 聞いてくるわ!」 コチラに来る軽トラを見ながら母が言った
「おばぁちゃん やめようよ~」 ヾ( ´Д`;) それを阻止しようとするシャイボーイ3号
確かに 農家さんしかこないであろう山道で よそ者が迷子なの恥かし過ぎる~
3号の気持ち分かる!分かるよ~ヾ( ´Д`;) でもココで聞かねば もう絶対誰にも聞けません
ココは母(オバチャンパワー)に託すことにしました
母は道を聞くため こちらに向かってくる軽トラに ゆっくりと近づき
そして 軽トラの運転手さんに話しかけました
「 あで!」
母と軽トラの運転手さん、同時に声を出しました
なんと! まさかのウチ(運輸関係の仕事)がミカンを運ばせてもらってる農家さんでした
つ づ く
PS Googleさんが教えてくれた目的地まで車で7分 徒歩だとアホほど遠い!
しかも 山道坂道の徒歩7分は超絶恐怖の地獄道で
このあと 想像以上のアドベンチャーを体験した私たちでした
PS 今回のお話は2023年・春の出来事で、保存したままでUPできていなかったお話です