私には たま~に行く場所があります
父が小学三年生の夏、大洪水に飲まれてしまった時に助けてくれた龍神様のところです
詳しくは→ココ
その場所は川沿いで 大きな桜の木と銀杏の木があり 静かで落ち着ける場所
地元の方なら皆さん知っている場所ですが、これまでココで誰かに会ったことはありません、穴場です♪
先日、その場所に行ったら 私の行く先に大きな蜘蛛の巣がワッサーあり
そこにはデッカいジョロウグモがヒーッ!
でも 気付いた私は そこを避け 進もうとしたそのとき
お嬢さん 危な―いッ!
どこからともなく声が聞こえ 坊さんがヒョッコリ飛び出してきた
あんた 誰よ!?
坊さん: そこにクモの巣がありますよ~
真 月: 見えてるんで大丈夫です~
てか クモの巣は見えてたから驚かなかったけど急に出てきたアンタにビックリしたわ!
※注: 70代から見れば私もお嬢さん
「 ココにはよく来るの?」
坊さん、めっちゃグイグイ話しかけにキタ―ッ!
お坊さんは遠くのミカンの段々畑の山を指さし「あの辺に私のお寺があるよ」と言ってましたが
地元民の私ですら あんな山の上、行ったことない てか あんなとこにお寺あるの初耳
しかもお坊さん、高野山などに勉強しに数十年前に和歌山に来た岡山県民で地元民でなかった
そして ウチの町内には 城跡があるのですが、その子孫は今、○○市にいてるとか
当時の徳川がどうの、熊野水軍がどうの、地元の△×という苗字の人は武士の子孫 云々
我が町の歴史をお坊さんはとても詳しく説明してくれました
でも歴史(戦や戦争が絡んでくる)があまり得意でない私、ほんと喰いつき悪くてスミマセンでした
そして お坊さんは 神社でのお参りの仕方など色々な作法を教えてくれました
でも
知ってますお賽銭は白いお金(500円・100円・50円・1円)がイイんですよね(諸説色々ありますが) 等々
お坊さんの問いに 私は次々と 答えてしまったので(イヤな奴) ←すみません神社フェチ
(知らないと答えたら 説明長くなりそうだったので 持ってる力振り絞って全力で答えた)
そしたら坊さん、私を同じ業界の人間と思ったようで、更に喰いついてきたよ もしや本末転倒!?
その後、お坊さんがお寺に来る身体の悪い人に石と水を渡している話をしはじめ
なんか 怪しくない? ヤバイ雰囲気!?
なんと「アナタの悪いところをみてあげます♪」と言いだした
なんか 怪しくない? ヤバイ雰囲気!?
でも私、9月に入院手術して悪いとこなくなってるし、その後もキチンと定期検診いってるから大丈夫だし
でも お坊さんが私に手をかざしながら・・・
アナタ 腎臓 が悪いな~ と言い出した マジかッ!?
毎回血液検査をかな~り詳しくしているので 今は悪いとこはないはずなので(多分)
「最近めちゃ調子良いんですけどねぇ」 ← 一応お坊さんに抵抗してみたが
今度はお坊さん こう言い出した
アナタのお父さん、左足の膝が悪いな~
マジかッ!?
女の人は男親の、男の人は女親の影響を強く受けるらしく 私を通して父が見えたらしい
その後、お坊さんは「石と麻の紐をあげるから待ってて」と言い走り去った←車に取りに行ったと思われ
そして 石と麻の紐を持って戻ってきたお坊さん
石は手の中で十数回?転がしてから悪い患部に当てると 何か凄く良くなるらしぃ
麻の紐は足に巻くことで 何か凄く良くなるらしい ←ゴメン 詳しく説明してくれたけど忘れた
そして 石と麻の紐を私に手渡しにくるお坊さん
イヤイヤイヤ 貰えません!
激しく断ったよ私 ←後で法外なお金取られたらどうしようかと秘かにビビってる人
これは あなたの徳だから♪ そう言ってグイグイ石と紐を渡しにくるお坊さん
イヤイヤイヤ貰えません! ←後で法外なお金取られたらどうしようとまだビビってる人
しかも 栄養ドリンクまで付けてくれてるし マジかッ!?
イヤイヤイヤ 初対面の人から 飲み物もらうって
大丈夫? 大丈夫なのかッ!?
様々な人がいる物騒な昨今、さっき初めて会った人から飲み物(液体物)ってコワイコワイコワイ
でも (腎臓悪い娘と右の膝悪い父の為へ)心からの善意なら 断るのも悪いし
ウオォオォオ――ッ! あたしゃ一体どーすれば!?
てか ドリンク惚れ薬とか入ってないよね!?
毎月20日だったかな、月に一度
お坊さんは お寺に来る人にお水や石を渡しているそうで ←そこでマネーは動くのだろーか!?
だから(いつものことだし)遠慮せずに貰って♪と言うお坊さん
そんなお坊さんから 石・麻の紐・ドリンクを渡され 私が戸惑っているところに・・・
今度は1人のオジさんがやってきた!
あんたは (゜□゜;) 誰ッ!? ←また変なん出てきた!?と焦ってる人
そのおじさん、いつもこの場所を掃除してくれているオジさんでした
ココにくるといつもキレイに掃除されていて 水や榊(サカキ)もあげられてるんですよね
誰がココの掃除や手入れをしてくれてるんだろ~と
これまで不思議だったんだけど このオジさんだったんですね
これまでココで誰にも会ったことないのに この日はお坊さんとオジさん 2人も会ってビックリです
そしたらお坊さん、またもダッシュで走り出し戻ってきたらドリンク持ってて そのオジさんに渡してた
ということは あのドリンク惚れ薬ではないな (-ι_― )
でも飲んだらメチャ信者になるドリンクかもしれない ←ビビリ人間どこまでも疑い深い
とりあえず、このドリンクは父にあげよう (-ι_― ) ←自分だけ助かろうとしてる人
でもね、ウチの父、宗教とか スピリチュアルとか 占いとか 大っ嫌いな人なんですよ
だから 初めて会ったお坊さんに石もらったとか言ったら
お前は アーホカ―ッ なんなこの石はッ ヒモはッドリンクは
知らん坊さんから物ら貰ってくんな―ッ
めっちゃ怒られるかもな予感な満々な私
↑
石にも麻の紐にも高野山の三鈷の松の葉(葉が三つに分かれてる)が付けられていました
この松の葉は一日かけても見つけられない人も多く、大変有難い葉とお坊さんは言ってたけど
何故かウチの母、この三鈷の松の三つ葉を探すのメチャ得意で毎回 一瞬で見つけます
なので我が家にはいくつもあるので この松の葉は必要な人にあげて下さいと言ったのですが
イヤイヤ持っててくださいな♪ とお坊さん
石の入れ物(ポーチ)も 他の方に使ってください私は結構ですから、と言ったのですが
イヤイヤ持っててくださいな♪ とお坊さん
麻の紐2セットも大丈夫です、私よりもっと必要な人にあげて下さい、と言ったのですが
イヤイヤ持っててくださいな♪ とお坊さん
私 今、お返し出来るもの何も持ってないし 貰いっぱなしになってしまうの心苦しいし
少しでも頂くもの少なく済まそうとしたんだけど聞き入れてもらえず
てか 後で「 石・ミニポーチ・麻の紐・ドリンク・松の葉代」と書かれた請求書 送られてこないよね?ね!?
お坊さんは遠慮せず是非に♪ と言ってくれるので
有難くご好意を受けることにし 石と麻の紐 with ドリンクは頂いたけど←結局 貰ってる
( 怪しい人独特の邪気はなかったし、これも一期一会と思って)
そして お坊さんに会った翌日、父に聞いてみた
真月: お父さん、もしかして右足の膝痛い?
父: なんでお前が知ってるんや!?
父、ビックリしてました、最近は特に階段が辛いそうです(ということで私も腎臓には気をつけよう!)
とりあえず 父母にあの場所でお坊さんに会ったことを話したら・・・
母、そのお坊さんのこと知ってた
しかも そのお寺にある珍しい植物を見に、お寺のある山に住んでるミカン農家の友達に案内され
お寺にも行ったことあるらしい ←お坊さん お寺にはたまにしかいないらしいので会ってはいないが
父も 膝が悪いの当てられたからか、石を貰ってきた私を怒ることはなかったけど 石は見ただけで終了
母は好奇心旺盛なので 早速 麻の紐を足に巻いてました←ウレシ
でも 「翌日 起きたらどっかいって無くなってたわぁ~」とのこと、信心深くない家族でスミマセン
弟嫁ちゃんに至っては 何か気持ち悪い、私だったら無視しまくりやわ~と言ってた(^ ^;
あれからも あの場所には行ってるけど、お坊さんにもオジさんにも会っていません
でも 小さな祠(ホコラ)には いつ行っても綺麗な水と瑞々しい榊があげまされています
お坊さんが言ってたけど、ここには大きな白いヘビがいるらしい いつか会えるかな