私の父が まだ小学生だった頃、川が氾濫し 大水害が起こりました (7.18水害)
死者713人、行方不明者411人、被害者数99,598人
その時、小学生3年生の父は 大雨に飲み込まれ、川を何キロも流されたのです。
数日過ぎても帰って来ない父。
家族の誰もが 「 あのこは 死んだ 」と諦めていました。
豪雨と濁流にのまれ、流れ流れて川から海まで流されていた父。
でも 奇跡は起こります
なんと、父は 漁師さんに助けられ 生きていたのです。
大雨の降った翌日の川を見ると、スゴイ水嵩で勢いがあり 泥で汚れていて驚かされます。
お茶を飲んでいて ちょっと喉に引っ掛かっただけでも、苦しいのに
激しい大洪水の中、小さな子供が よくぞ生きて助けられた… 父のミラクルには驚きです。
我が市には 川から海に出る少し手前に 大きな橋がかかっているのですが
流されながら その橋の下を見たこと 今も父の記憶にあるそうです
父が遭った大水害での出来事を 何故かスピリチュアル・セラピストのTさんに話す機会がありました。
私の話を聞きながら Tさんは こう言いました。
「 お父さまが 龍に乗っている姿が見える 」
饒速水小白主(ニギハヤミコハクヌシ)は
我が町を流れる川にもいたのかなと ふと思いました
きっと龍も子供を助けたかったのでしょうね
Tさんに父の話をした帰りの電車の中で私は気付きました。
その日は 父の誕生日だったということを・・・
父は あの水害以降を 第二の人生と言っています。
私の小学校(父の母校でもある)では、毎年 水害のあった日に慰霊祭を行います。
町には 当時の水害の水位を示す石碑も建っています←すごく背の高い碑です
現在 父は 祖父から受け継いだ 運送の仕事を守り
そして また 弟や 甥っ子たちが その会社を受け継いでいくのでしょうね
龍が父を助けてくれなかったら、私たちは今、こうしてココにはいない。
この世は 不思議がいっぱいです
レッツ⇒ 千と千尋の神隠し占い ちなみに私は ハクでした
PS. 父は社会人になるまで 毎年 手土産もって漁師さん宅にお礼に行っていたそうです