昼休み
昼にはイベントとして、往年のホンダのF1マシンが走りました。葉巻き型F1や、ウイリアムズ・ホンダ(昔はウイリアムズにホンダエンジンが積まれていたのだ!)やロータス・ホンダ、マクラーレン・ホンダ(マクラーレンにも積まれていた!)を見ることができました。マクラーレンに積まれたV12エンジンの音は最高でした。

決勝
いよいよ待ちに待った決勝です。フォーメーションラップが始まります。金曜から20台のマシンが一斉に走るのは初めてなので、音が半端ないです!スタートのときはまさに今まで聞いたことのない爆音!!(93年と00年も見に行ったけど…)やっぱり生はテレビとは全然違う!テレビで見るのもいいけど生のほうがいい!さて、決勝はS字で見たのですが、ここでも各車、各ドライバーの違いがはっきり見て取れました。以下に印象に残ったドライバーの走りを書きたいと思います。

M.シューマッハ:やっぱり速い。ラインはそんなに目いっぱい使ってるわけではないが、アクセルをうまく使い、向きをパッ、パッって変えるような感じ。

モントーヤ:モントーヤは誰よりもラインを大きく使い、見ていて非常にアグレッシブ。

クルサード:いったって普通のドライビング。

佐藤琢磨:琢磨もラインをコンパクトにまとめていて、いい感じだった。

ハイドフェルド:ハイドフェルドはうまかった。曲がらないマシンを上手に扱っていた。

以上が記憶に残ったドライバーです。さて、レース内容のほうはというと、見ているときは途中でわけが分からなくなりました。ピット回数が人によって違ったり、ほんとに複雑。ただ、琢磨とバトンの順位はずっと集中してみていたので、琢磨が3ストップでバトンが2ストップというのに気づいたときは、ショックでした。でもこればっかりは仕方ない。

感想
今回の鈴鹿は史上初めての予選決勝同日開催ということもあって、日曜日は非常にあわただしかった。また、金曜から予選までずっとウエットで、決勝が初のドライということも順位に関係したと思う。日本でのレース経験が豊富なシューマッハ兄弟の1-2フィニッシュというのもうなずける。また、今年が鈴鹿初のドライバー、クリエンなどは苦労したと思う。すごい疲れたけど面白いグランプリだった。