朝の朝礼
下野：「え～～今日は、･･･････があるので、
シャチ
エナジー
インプレーザー
キョウマ
の４頭は朝飼いを抜いてください」
さて、この４頭に何が
待ちかねているのか？(･Θ･;)
「シャチ！辛いかもしれないけどたえてね」
「キョウマ！辛いな～
俺たちも、同じ男だから自分のことのように辛いよな～」
「数時間後には男じゃなくなるなんて考えたら、
俺だったら頭おかしくなるわ」
男・・・・・・そうです。
先ほど名前の上がった４頭は牡馬(男馬)
みな、現役の男の子！
最近、競走馬から引退して入厩した３頭と、蹄の病気で休養していて
去勢が見送られていた１頭が
今日、獣医さんに去勢手術をしてもらうんです
もちろん、ここは馬の学校なので
馬の怪我も治療も
そして去勢手術も、すべて勉強の内ということで見学です
学生の男士にとっては衝撃的！
でも、経験の一つとして目をそらすわけにはいきません
患部は叉の付け根！かがみこんで観察する佐々木くん
「うわぁ～！！ 麻酔の注射だけでもすでに強烈に痛そう！」
手術に使う道具は意外と少なめですね
主に消毒薬と麻酔や化膿止めの注射が多目です
普段は敏感で、あまり触られるのも嫌がる分部を切るので
鎮静剤と部分麻酔は必須です！
神経をはさんで、止める機材とその下の部分をカットする機材
どちらも見た目は大きな工具です
睾丸の袋を切開して、中の幸丸を切り取ったら終了
手術時間的には短時間で終わる、ポピュラーな手術ですが
初めて見る人には衝撃てきで
特に男子にとっては、考えさせれる光景だそうです
「あ・あ・あれ！ 何ですか？
(((( ;°Д°))))」
休憩タイムに洗い場近くの販売機にジュースを買に来て
青くなる兼俊くんが目にしたのは・・・・・・・・・・・・・
手術で切り落とされた・・・・・・・馬の睾丸
もちろん二つあります
麻酔で傷みを抑えているとはいえ・・・・・・・・・
１番に手術を終えた、エナジーの目には･････涙 (ﾉ_-｡)
ポロリと流れ落ちる涙に担当者と男子の心もポロリ( p_q)
２頭目、キョウマ
３投目、シャチ
４頭目、インプレーザと無事に手術を終えていきます
競走馬から乗用馬として転用される彼らは、走って競走する仕事から
乗馬馬として、雄雌沢山の馬のなかで、落ち着いて仕事をするために
雄気の元となる睾丸を手術によって、とったんですね。
扱いやすい馬となって、彼らの第二の馬生を活躍していってもらいたい！
そんな願いもこもってます！
さて、今日の去勢手術に立ち会った担当者に
感想を聞いてみました！！
ベストエナジーの担当者＝宮原さん
高校では、牛の去勢には何度も
立会いっていたので慣れていたんですが
今回は初めて馬の去勢手術をみました
牛とはやはり少し違うな～と勉強になりました
「いや～～～～ぁ ハァアァ～～～～・・・キョウマ」と
キョウマに付き添っていた佐々木君
キョウマ担当＝佐々木くん
去勢手術・・・・・・ショックでした(￣_￣ i)
でも、これで馬のこれからのためになるならと考えてます
あとは、キョウマのケアーをしっかりしたいと思います
「大丈夫か？インプレーザー？」
「うるさいお前大好きだったんだけどな」
と嘆いていた羽鳥くん
インプレーザー担当者＝羽鳥君
「インプレーザーには、色々教えてもらったので、ココから僕は
元気いっぱいに回復するまで
しっかりインプレーザーをケアーに励ます！」
シャチ担当者＝河島さん
「初めての手術の音、光景とっても衝撃的でした！
ココから数日、傷や体調気をつけてみてます」
４頭は乗馬転用のため調教をうけて
成長してくことでしょう
そしてそんな馬たちとともに毎日、色々な経験を通して感じ
馬に愛情をこめたり、願いをこめたり
また、一つココ東関東馬事での経験が増えましたね！
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