海外駐在の機会は、ほぼ全員に訪れると思ってもらっていいと思います。
それも早いタイミングで!
若手のうち(2~8年目ぐらい)はトレーニーや語学研修生などの
「学ぶ立場」として派遣されます。
派遣期間は会社にもよりますが、6ヶ月~2年間程度です。
語学研修生は、基本的に最初の1年程度は現地の大学に通い、
徹底的に語学を習得します。(その間は、全く仕事をしないのです!)
その後、現地での業務に切り替わります。
トレーニーは、語学研修なしで、すぐに実務に入ります。
世界中の事業会社に派遣されて、社長(だいたい商社からの出向者)
の経営を間近でサポートすることで、経営感覚を養っていきます。
その後、管理職クラスになると、駐在員として海外赴任します。
事業会社の社長や、CFOなどの立場になります。
トレーニーは「学ぶ立場」だったけど、
今度は「経営する立場」。
どれだけバリューが出せるか、どれだけ事業会社の業績を上げられるか、
その人の手腕にかかっているのです…。
つまり、トレーニーとは比べ物にならないぐらい、責任重大です。
駐在員を派遣するには、会社的にも相当なコストがかかりますから、
誰でも行けるわけではなくて、やはり優秀な人が選抜されます。
トレーニーは、将来の駐在員を育成するためのステップ
と捉えてよいと思います。
実は私も、今現在、トレーニーとして海外に赴任中です。
元々全く海外志向強くなかったのですが(できればずっと日本にいたいと思ってました笑)、
優秀な先輩方と共に働くことができ、
視野が広がり、
本社にいた頃より裁量が増えて自分に自信がつき、
非常に良い経験になっています。
一方で、いろんな人と出会うことで、
自分の足りない部分にも気づいたり、新しい価値観を得て、
自分を見直す貴重な機会にもなります。
スタートするのに遅すぎることはないけど、
早いほうがいいですよね!
個人的には、なるべく早いタイミングでの海外駐在をおススメしたいです