これからは変化しか起こらない時代。
環境の変化によって
自社の方向性
自分の役割
自分のやるべきこと
を変えることを求めれた時
私たちはどう対処すれば良いでしょうか。
今回は変化に対する対処法をまとめてみました。
まず変化について、考えてみます。
心理学者ブリッジスによると
変化には3つの段階があると言われています。
①何かが終わり
②ニュートラルゾーン
③何かが始まる
で、この中で重要なのは②のニュートラルゾーンの過ごし方。
ニュートラルゾーンとは
過去や未来への方向性がなく、宙に浮く状態
とされています。
つまり
不確実で疑い深くなり、防衛本能が高くなる状態。
不安が先行し、心配で嫌な気分の状態になりがちですね。
では、この時期にどうすべきか?
これまで15年間、
様々な環境変化に伴う自分の感情や
思考法を整理した結果
以下の3つの対処がお勧めの対処法です。
①不安を受けれ、不安を感じる自分を卑下しない。
②この時期をなるべく短くするために新しく始めることを早くスタートさせる
③やりながら考える
この15年のうち、不安への対処法に失敗したことの中で
鮮明な記憶として残っている出来事は
営業からマーケティングへ部署異動した時でした。
10年間営業一筋でやってきた私は
ある時からマーケティングをやりたいと考え、
社内公募でマーケティング部署にエントリーしました。
5回チャレンジして、やっと公募に合格し、
4ヶ月後に異動が決まってから、急に不安になりました。
あれだけ、自ら希望をして何回も落ちても諦めずに掴んだ
憧れで理想と考えていた仕事にも関わらず
いざ、部署移動が叶うと、俺やっていけるのかな?と不安に。
営業としての最後の年になると分かって
残りの4ヶ月しっかりやり切ろうと気合いを入れ、
最終的に全国2位の成績になりました。
ですが、新しい部署への不安への対処法が分からず
何か悶々としながらの4ヶ月間でした。
その後の部署異動はスムーズでした。
マーケティングから営業企画、人材教育部へ異動しましたが、
異動時の変化を受けれ、
正式な異動日前から、新しい部署の仕事をもらい
新しい仕事を進めながら考えました。
そうすることで、不安をネガティブに捉えずに受けれ、
前倒しで行動することで
地に足をつけて変化を受け入れることができました。
これからは更に変化が押し寄せる時代となりました。
変化には不安が伴いますが、不安とお友達になって
どっしり行動できると、魅力ある人間になりますね。
是非、試してみて下さいね。