10年前に見た映画、3時間10分の衝撃は、忘れられない。
若松孝二監督の映画「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」
が、舞台化されていると聞いて驚きました。

たまたまお誘い頂き知りました。

あの日本の過去の事件の中でも語り継がれる、実際の物語。

あれを舞台でどう見せるのだろう?とまず興味。
演出は、温泉ドラゴンのシライケイタさん。ますます、面白そう!

十数名の連合赤軍となる、若者たちが、山小屋に篭って生活し始めた所から舞台はスタート。

スペース雑遊の地下の小さい会場を選んだのは、大正解だったと思います。
山小屋の中に一緒に居るような臨場感。
感情や息づかいが、伝わり、仲間たちの気持ちの移り変わりなど映像より見えないモノを感じられた気がしました。

映画は、映像らしいリアリティさ、舞台は生の良さが、しっかり表現されていて、どちらも見られて良かったと思います。

この日、また偶然にも終演後、映画のキャスト、ウダタカキさん、安部智凛さんを迎えクロストークショーがありました。

どちらともの裏話なども聞け、大満足の時間でした。      (writer hinkoro)