ショーネンは夏のとある昼頃、以前存在した穴が底の見えない暗黒の穴に変化したことに気づいた。気づいたときにはすでに暗闇の穴に足をとられてしまい、抜け出そうとしても抜けなくなってしまう。それどころか、暗闇の穴はショーネンを取り込もうとする。ショーネンは必死の思いで振り切り、なんとか抜け出す。ショーネンは心の中の何かが弾けてしまい、かつてのショーネンに戻れなくなっていた。


 ショーネンは部活の新歓である焼肉へと参加し、A君とさらに新たにK君とT君に会いましたウインクウインク K君はソフトテニスも上手く、また面白い人ですウシシ T君はかなり物静かな人ですが、喋ると面白いタイプであり、とても優しい人ですほっこり レギュラーから外された直後、ソフトテニスに対する熱意が完全に冷め、基本的に部活には友達と喋りに来るだけでした。ランニングをしろと言われると、走ったふりをして友達(A君達)と雑談、素振りをしろと言われても友達と雑談、または部活をサボっていましたチーンチーン

 

 顧問の先生からは幾度となく怒られ、遂にはラケットすら持たせてくれなくなり、草むしりをしろと命じられましたが、ここでも草むしりを真面目にせず、雑談をして盛り上がっていましたウインクウインク また、この頃は面白いと思ったことは後先考えずにやっていました驚き驚き 例えば、テニスのフェンス(下の図)を地面に倒して、青空を眺めならが寝ていたり、地面を均す重いローラーでソフトテニスボールを轢いてみたりとまあ好き勝手やっていたショーネンでした滝汗滝汗

  

 また、A君は他校の人をおちょくることが好きみたいで、他校の人から反感を買い、A君を襲撃しに校門のフェンスの前に不良が待ち構えていたり、A君の家で遊んでいると突然不良達が外で待ち受けていたり滝汗滝汗 この頃は多くの不良が襲撃してきました真顔真顔

 ショーネンもこの頃、なかなか悪事を働いていました滝汗 鮮明に記憶に残っているのは、友達のマンションの7階の廊下で話していると、階下に中学生らしき人が歩いていました。ショーネンは片手にがぶ飲みメロンソーダを持っていたので、なんとかぶ飲みメロンソーダをその中学生めがけて垂らしたのでした滝汗滝汗 シャーネンは垂らした後、すぐに顔を引っ込めて隠れていましたが、一人の友達が興味津々で廊下の柵から顔を出し、嘲りながら眺めていましたチーン すると、何階にいるのかが特定されました滝汗 ショーネン達は、友達の家の中に隠れていました。すると、インターホンが鳴り、さきほどの中学生たちが襲撃に来ました。自分がしでかしたことの愚かさと恐怖で胸がいっぱいでした真顔 しばらくして、中学生達が去ったことを確認し、1階までおりて外に出ると、なんと先ほどの中学生たちが待ち受けているのでしたチーンチーン もう絶体絶命です。問い詰められたときは責任を持って、自首し、最悪病院送りになるだろうなと覚悟していました。しかし、階数を特定された原因となった友達は、事あるごとに神がかり的な言い訳を毎回思いつく人だったのです。彼は、「ああ、ジュースかけた人なら、さっき笑いながら走って逃げていったよ〜」とでっちあげましたニヤリ そんな言い訳通用するのかとショーネンは思いましたが、その中学生は疑いもせず、小話をしたのち、逃げることに成功しました。本当に危なかったガーンガーン

 

 もちろん中学校の勉強なんてするはずもなく、試験期間にも関わらず、ドラクエ10というオンラインゲームをして遊んでいました。学校内の順位は、85/105と、後ろから数えた早いほど、勉強ができていませんでしたガーンガーン

 

 そんなこんなで中学校生活は何もかもが適当で、やりたくないことは極端にやらなく、自分の好きなことだけ(楽なこと)に集中していました真顔真顔 


 〜次回 : 不登校編〜