少年の「ごっこ遊びもほどほどに」 -2ページ目

運命の交差点

最近、私のいう事を忠実に守ってきた相棒(パソコン)の様子がおかしい。

ファイルを開くと、せっせと作成したデータの文字が全て「?」に変わっている。

こっちが「?」である。

あと少しで終わるというタイミングでこの反抗期は痛い。

ふと、ある言葉が脳裏をよぎる。
焦燥で鈍った脳を不快なフレーズが螺旋を描きながら埋め尽くす。

私は叫ばずにはいられない。

「いいインディアンは死んだインディアン!」



さて、何のこっちゃわからんという方もおられるでしょうが、別に頭がおかしくなった訳ではありません。

チュンソフトから1998年に発売された実写サウンドノベル「街」というゲームがあります。8人の主人公それぞれの5日間のストーリーを読み進めていくというものです。

あるシナリオでは主人公なのが、別のシナリオでは脇役に転じたり、主人公の行動が他の主人公の運命を変えてしまう。まるで私たちの様ですね。

実際にプレイしたのはプレステからなんですが、思い出のゲームです。ファンです、はい。

その中に人気作家の主人公、市川文靖(演:ダンカン)が作り上げた傑作を、眠っている間に何者かによって全て別物に直されてしまう「シュレディンガーの手」というシナリオがあり、上記のセリフはそれに出てきます。怖いっす。

「いいインディアンは死んだインディアン!」

大事なデータが消えていたり、壊れてたりした時に叫ぶと市川気分を満喫できます。
市川に倣って踊ったり、全裸になって叫ぶのもよいでしょう。



現在「街」はPSPでダウンロード配信もしてるので、外でもプレイできます。楽しいです。
今更ながら「街」ファンを増やして夜通し語り合いたい衝動に駆られています。
一通りプレイし終わったら、公式ガイドブック見ながらBADEND巡りしませう。(雪印コーヒー牛乳をすすりながら)

そしたら「428」をプレイだ!




あー、その前に文字化けデータ作り直さなくては。
泣きそう。


じゃーな!

少女の願いが地球を救う

ヒーロー戦隊、仮面ライダー、ウルトラマン、キカイダー01、宇宙刑事ギャバン、ビーファイターカブト…。

女では珍しいが、特撮が好きな子供だった。

幼稚園生かそれより前かは定かではないが、そんな私を父親がレンタルビデオ屋に連れて行ってくれて、好きなビデオを買ってくれると言ったので悩みまくって一本のビデオを買った。

「地球防衛少女イコちゃん」(画像はDVD版)

photo:01



当時どうしてこのビデオを買ったのだろう。

アイドル達が特撮に初挑戦!とかいう感じの作品。
機会がなければまず子供が目にする事はないだろうと思う。
地上波ではやってなかった。やっててもおそらく深夜だ。

そんなマニアックな作品を、当時の私は一日に何十回も見た。
多分今でも主題歌の一部は歌える。


そこで「地球防衛少女イコちゃん」の私的名場面をランキングで紹介しようと思う。

第3位
「宇宙大学生からスーパーインカムをもらう」
腹を空かせ動けない宇宙大学生モロケンを助け、お願いすると願いが叶うスーパーインカムをもらう。
お願いパワーで地球を救う地球防衛少女が誕生する大事なシーンだ!


第2位
「タコ型火星人エイターの攻撃」
エイターの足がイコちゃんに絡みつき、苦しめるドッキドキなシーン。
とある方面では触◯責めとも言うぞ!


第1位
「宇宙に塵となった(?)地球防衛軍のトビヤマ隊長」
二代目イコちゃんでのラストシーン。
キャストはまさかの竹中直人さんだ!



改めて言うが、当時どうしてこのビデオを買ったんだろう。
宇宙大学生って何だ。

だが時が経って、このビデオを失くしたと気づいた時はなんとなく切なくなったものだ。

懐かしいなー、また見たい。


じゃーな!

今日のゲーム

2、3年?前にPSPで発売された人気ソフト「ダンガンロンパ」がアプリに移植されている事を昨日知った。

なので今日はこのゲームを紹介しようと思う。

「ダンガンロンパ」とは"超高校級"と称される各ジャンルの天才高校生達が集められる学園に閉じ込められ、次々と起こる殺人事件を学級裁判(裁判員制度のようなもの)で他の生徒と議論&論破して解決していく推理ゲームだ。

しかし、ただ推理して解決すればみんなハッピー!キャハハウフフ!な単純な内容ではない。

殺人を犯し無罪を勝ち取った者のみが卒業(解放)出来るのだが、有罪になってしまったり犯人を間違えてしまったりすると学園長のモノクマというぬいぐるみみたいな奴にオシオキ(処刑)されてしまうというダークネスぶり。

一見するとちょっと一歩引いてしまう内容かもしれないが、ゲームシステムや音楽、グラフィックデザインは斬新でメチャクチャかっこよく、キャラクターも個性的で愛嬌がある。
サイバー系ディープゲーマー(なんちゃっても含む)なら一度は手にとってプレイしたいと思ったに違いない。

当時私はゲーム実況動画でそれを知ったのだが、これは買わねば!と思ったものだ。



しかしそれは叶わなかった。
勇気がなかったのだ。



なぜなら、キャラクター達の見せ場と言っても過言では無いオシオキのシーンが怖すぎるからだ。

いや、メチャクチャかっこいいんだけども!
スピード感があって音楽もかっこいいし、ちょっとマヌケなカットを入れて遊び心出してるのとかもスゲーいいんだけど!


ゾッとしちまいまして…。同時にメチャクチャ悲しくなりまして。(汗
無理やー、これ無理やーと。


一週間ぐらいそれを引きずった思い出がある。


そんなトラウマを抱えてからのこのアプリ移植だ。
とりあえずダウンロードしてトラウマ克服も兼ねて小一時間プレイ。

まだ事件も起こってない。
つーかこれ以上進めない。

このままでいいじゃねーかよー。
おまいら死ぬな!頼むから!!


このように、私がゲームキャラに愛着を湧かしてしまう程魅力的なゲーム「ダンガンロンパ」。知らなかった方、興味持った方は是非!(到底オススメしてるとは言い難い文章だな)


はー、頑張ってプレイしよ…。



じゃーな!